AC-1 |
「安定化次亜塩素酸水」で一発除菌・消臭し、 |
即効と持続、二段構え。“オールクリア”の作用メカニズム |
“オールクリア”は、まずAC-1で除菌し、その後L-2で抗菌する除菌・抗菌システムである。この工程で処理をして初めて最大の効果を発揮する。先の除菌プロセスと後の抗菌プロセスがそれぞれきちんと意味を持っているからであり、順序が違ってしまうと本来の効果が得られない。
“オールクリア”の除菌パワー…安定化で人体に無害な「AC-1」 |
除菌とは菌を殺すことである。“オールクリア”システムのうち「AC-1」がその役割を担っている。
AC-1の成分は安定化次亜塩素水である。これは、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を混合させて作られる。
次亜塩素酸ナトリウムは代表的な塩素系殺菌剤である。殺菌剤とは設備・機器の殺菌、木材などの防腐用の薬剤。産業用殺菌剤として利用されるばかりでなく、どの家庭にもある塩素系漂白剤やカビ除去剤の主成分でもある。殺菌能力・カビ除去能力や漂白能力が強いものであることが良くわかる。
その次亜塩素酸ナトリウムは、強酸性の物質と混合すると猛毒の塩素ガスを発生するので使用に注意が必要であり、まして人体に無害ではあり得ない。それを安定化技術で除菌能力を強化したうえ人体に無害にしたものが安定化次亜塩素水。これは厚生労働省認定の除菌用食品添加物として認定されている。安定化次亜塩素水はインフルエンザウィルスやボツリヌス菌などの除菌にも効果があり、医療用強力殺菌剤でなければ消毒できない硬い殻を持つ「芽胞菌」をも除菌できる強力さである。
細菌の種類 |
主な存在場所 |
施工前(生菌数) |
施工30分後 |
大腸菌 |
食料全般・床面 |
4,300,000 |
<10 (検出限界値以下) |
黄色ぶどう球菌 |
傷口・化膿部分 |
4,500,000 |
<10 (検出限界値以下) |
サルモネラ菌 |
肉・乳製品 |
3,400,000 |
<10 (検出限界値以下) |
“オールクリア”
の抗菌力は3〜6ヶ月持続、その間弱まった殺菌力を補います。
持続性はお車の使用状況により前後します。
“オールクリア”システムの中で、AC-1は菌に直接作用して破壊する仕事をしている。直接的かつ即効的な効果があるのだ。
スプレーし、AC-1が菌に降りかかると同時に除菌が始まる。菌を破壊すると同時に通常の水になってしまうので、菌を叩けるだけの量が必要になる。必要に応じて多めに吹き付けよう。
菌退治が終わるとAC-1は効果が無くなってしまう。
“オールクリア”の抗菌パワー…安全な銀イオンのL-2 |
そこで登場するのが「L-2」。室内にコーティングされて、AC-1吹き付け後に徐々に侵入してくる菌を待ち受けて破壊するのが役割だ。そのためには定着性と持続性に優れた成分でければならない。
L-2の主成分は銀イオン。
銀の抗菌効果は古代ローマ時代から知られ、傷を銀で覆った時の治癒力について記録が残っている。現代では科学的な実証がなされ、化粧品など直接身体に触れる製品にもAg+(銀イオン)という文字を見かける。銀歯に使われていることからも、安全性は試されずみである。 その殺菌の仕組みは、
- 純銀が水と接触するとAg+(銀イオン)を発生する。これは「プラス」の電荷を持っている。
- ほとんどの細菌は「シスチン結合」というマイナスの電荷を持った結合をしている。
- 細菌に銀イオンのプラス電荷を与えると、シスチン結合が切断され細菌は死ぬ。
Lー2はプラス電荷を安定して持ち続けるので、継続的な抗菌効果が維持されるのである。
L-2は、物理的に剥がれなければ、半永久的にその効果が続く。室内に噴霧して素材に付着させた状態、つまりコーティングした状態でL-2が仕事をするのである。じっと菌を待ち受け、侵入者が近寄ると撃つ。まるでスナイパー(狙撃者)である。この状態が抗菌状態なのだ。
このように、アタッカーとスナイパーが役割分担し、室内を除菌した状態で保つため、“オールクリア”はシステムとして機能するのだ。
L-2は剥がれると効果が無くなる。人体に接触することが多い車室内は、徐々にL-2のコーティングが剥がれてしまうので、一定期間ごとにL-2をコーティングすると抗菌効果が持続できる
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