大判写真入りメニューを活用した店内受注で
洗車顧客にアピール強化 |
東京都心から北に延びる幹線道路・中仙道(国道17号線)上り線に面する、川端石油(株)Dr・Drive志村橋店は、給油量の半分が通過車両向け。すぐそばに巨大な高島平団地を控え、洗車需要は相当あるものの、ライバルも多い地域です。
昨年10月のキーパーシステム導入を機に、洗い放題だった洗車会員システムを廃止、そのつどの受注に変更しました。その結果、洗車単価900円が1,400円に上がったそうです。
島田幸一マネージャーは、「キーパー導入後、洗車の客層はがらりと変わりました。車をきれいにしたいお客様の比率が高まったわけです。しかし、それに対する私たちの対応は十分ではなかったと思います。」とおっしゃる。何が足りなかったのでしょうか。
同店は、9月1日からメニューを変えたのです。変えたのは商品ではなく体裁で、快洗隊が使っているメニューに良く似たB4判カラー版。それまでは洗車商品を並べただけで写真は載せていませんでした。お客様が商品の内容を明確にイメージできるように変えたとのことで、これを機に店内受注に切り替えました。
島田マネージャーが合格を出したスタッフのみが受注対応します。同店を訪れたのは台風14号の接近に伴う断続的な雨が降る日でしたが、雨で来店が少ない時間を活かして、合格していないスタッフ向けに洗車受注のトレーニングをしていました。
メニューと店内受注でキーパーを普及する、これこそがライバル店に差をつける方法だと、島田マネージャーは確信を持って語ってくださいました。
(アイ・タック技研本社 大貫紀彦) |