|
|
|
|
異変!2004年の年末は、前年対比たった1.8%UP
24日までは12.9%UPだったのに。快洗隊直営店6店の内、前年実績のある4店で。
雨と雪だけが原因ではない。意外な低迷のその謎を探る。 |
|
|
|
|
快洗隊直営
6店合計 |
洗車売上2,747.8万円
鈑金・車検等も含めた粗利2,877万円 |
|
今年の年末は、ラッシュが始まる25日以前の実績に対して、ラッシュが始まってからの実績の伸びが昨年よりか・な・り低い。(これは、昨年実績のある刈谷店・知立店・安城店・北神戸店の四店での話です。)
表のように、2003年の「24日まで」の四店の洗車売上合計は1,068.4万円。A
そして、今回の2004年の24日までの四店の洗車売上げ合計は1,205.8万円。B
その差は137.4万円UP
(昨年同月同日対比112.9%)で、苦しいながらも何とか予算線上にとどまっていた。
ところが、年末が終わった大晦日までの4店の合計は、2003年の2,028.4万円 Cに比べて、
2004年の2,050.8万円Dにとどまり、その差はわずか22.4万円(昨年同月同日対比101.8%)となってしまった。大ラッシュになるはずの25日以降の伸びが、かなり低かったのだ。
29日と、31日大晦日の雨が大きく影響した。しかし、 |
前年実績のある四店において、12月25日以降の売上げが、12月合計の売り上げに占める割合は、
2003年が (2,028.4 - 1,068.4) / 2,028.4 = 「47.3%」
2004年が (2,050.8 - 1,205.8) / 2,050.8 = 「41.2%」
実に5.9ポイントも落ちている。
残りもあと3日と迫った29日と最後の31日大晦日の雨あるいは雪が大きく影響したことは間違いない。この土壇場での雨と雪は快洗隊のみならず全国のSS等の洗車に関わる店に大きな打撃を与えたのだった。
刈谷店がどうにか前年並みの伸びを示しているが、安城店、北神戸店でも大ラッシュ予定の25日以降の伸びがない。
|
1日〜24日まで |
1日〜28日まで |
1日〜大晦日、総計 |
|
2003年 |
2004年 |
前年比 |
2003年 |
2004年 |
前年比 |
2003年 |
2004年 |
前年比 |
安城 |
244.5万 |
286.7万 |
117.3% |
342.7万 |
394.3万 |
115.1% |
450.2万 |
469.8万 |
115.1% |
知立 |
210.4万 |
247.3万 |
117.5% |
347.0万 |
347.2万 |
100.1% |
452.8万 |
432.0万 |
117.5% |
刈谷 |
464.9万 |
493.0万 |
106.0% |
664.6万 |
696.2万 |
104.8% |
813.4万 |
825.0万 |
106.0% |
北神戸 |
148.6万 |
178.8万 |
120.3% |
236.1万 |
263.3万 |
111.5% |
312.0万 |
324.0万 |
120.3% |
4店合計 |
A1,068.4万 |
B1,205.8万 |
112.9% |
1,590.4万 |
1,701.0万 |
107.0% |
C2,028.4万 |
D2,050.8万 |
112.9% |
相模原 |
|
286.0万 |
|
|
286.0万 |
|
|
404.0万 |
|
鳴海 |
|
196.0万 |
|
|
196.0万 |
|
|
293.0万 |
|
6店合計 |
|
1,687.8万 |
|
|
2,183.0万 |
|
|
2,747.8万 |
|
|
25日〜大晦日、総計 |
|
2003年 |
2004年 |
前年比 |
安城 |
205.7万 |
183.1万 |
89.0% |
知立 |
242.4万 |
184.7万 |
76.2% |
刈谷 |
348.5万 |
332.0万 |
95.3% |
北神戸 |
163.4万 |
145.2万 |
88.9% |
4店合計 |
960.0万 |
845.0万 |
88.0% |
相模原 |
|
118.0万 |
|
鳴海 |
|
97.0万 |
|
6店合計 |
|
1,060.0万 |
|
年末に怒涛のごとく押し寄せたお客様の波が、穏やかな波に変わってしまっているのだ。
何故だろう。刈谷店がオープンした6年前のことを思い出してみると、
1年目 350万、2年目 630万、3年目 610万、4年目 720万、5年目 810万
そして今回の6年目 823万。
ここで注目したいのは、刈谷店の年末3年目に1度実績が落ちていることだ。
1年目の350万円は店のキャパシティーとしてまだ余裕があったので、2年目を大きく伸ばすことが出来たが、2年目の650万はあの時点においては限界のような忙しさであった。
そして3年目に前年を下回っている。
2年目の大ラッシュで2時間待ちとか3時間待ちを経験したお客様が、「懲りて」3年目は少し腰が引けたのかもしれない。6回の年末でこの3回目の年末だけが前年を下回っている。
4年目からは快洗Boss2台が入って、ぐっと効率的になったので、やすやすと前年をオーバー、一挙に700万台に入った。それにあの頃は、まだ刈谷店一軒であったので、アイ・タックの応援部隊が大挙して参加し、年末を盛り上げたものだ。
そして、2003年に知立店と、安城店、北神戸店が出来た。1年目の年末は350〜450万ぐらい。刈谷店に比べてぐっと狭いこの3店では、この時点でお客様を時間単位でお待たせしてしまい、大変ご迷惑をおかけしたことは間違いない。
この3店には快洗Bossは入っているが、1台だけ。しかも店舗面積が狭いのである程度は仕方ない。待ち車が道路にまではみ出しての大ラッシュとはならなかった。特に知立店、北神戸店のように100坪強しかない小さい店で顕著であった。
1年目の年末で、お客様を何時間もお待たせして「懲りる」様な営業をすると、翌年にまで大きく影響が出る。何とか、時間単位でお待たせするような事態を回避しなければならない。特に狭い店では「予約制」とか、あらかじめ有効な対策を打っておくべきであったことを反省する。
|
|