KeePreTIMES sensya.com
Vol:41 2005年1月20日発行
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新年のご挨拶
快洗隊チェーン店より
アイ・タック技研(株)

がんばっているお店たち
オケタ石油(株)佐保川SS
伸光商事(株)有福快洗隊
(株)イドムコサンパル田無SS

株式会社快洗隊
今月の実績
刈谷店 知立店
安城店 北神戸店
相模原店 鳴海店

年末の大ラッシュ時の待ち時間2時間→15分
完全予約制で待ち時間激減!!お客様大喜び。
刈谷店での実験
年末の27日〜31日まで完全予約制にして、混雑・混乱緩和を図った。結果は予想以上の大成功!
前回までは人海戦術でギネスを達成
予約管理表   12月はキャパシティさえ許せば平月の約2.5倍の売上げが見込める。洗車屋にとっての超繁忙月である。

 快洗隊刈谷店は、今では平月でも380万円程度の洗車収益を確保できるようになっている。単純計算では、12月、950万円が見込める。しかし、188坪の面積しかない刈谷店では、キャパシティをはるかにオーバーしており、今まではそれを応援部隊の大量投入という荒業で強引にクリアしていた。

 それでも、刈谷店の前の臨時の駐車場にはピーク時で40台以上の洗車待ちの車が溜まり、応援部隊を入れて16名ほどの人海戦術での12台同時仕上げをもってしても、
待ち時間がゆうに1時間半を越えて、お客様の「待つ限界」をオーバーしていることは明白であるが、この時の1日のギネスが77.7万円/日という凄まじさであった。

 さぁ、今年はどうするか。今回の刈谷店の年末は正真正銘の危機であった。限度を超えた受注は、不合理なまでのお客様の待ち時間を作り出してしまい翌年の客離れを作り出して、通年での収益性を悪化させることになる。

今年は27日からの完全予約制で大勝負
予約告知看板   考えに考えた末の対策が「12月27日からの完全予約制」

 初めての施策を、年末の大混乱の中に実施するのは大冒険であった。良かれと思ってやったことが、かえってお客様の反感を呼ぶ場合だってある。オペレーションをどのように仕組んでいくかが勝負の分れ目。

 この年末に「完全予約制」を実施することは、前もって、会員さんにはDMでお知らせした。3ヶ月以内に来店されたお客様と、去年の年末に来店されたお客様をピックアップしてのDMである。そして、店頭には「27日〜31日完全予約制で、施工いたします」の大看板。店の壁面には、「完全予約管理表」を貼り出す。

大、大、大成功
刈谷店内   そして、この予約制は大成功であった。

 前回の年末には、刈谷店の前の駐車場に40台以上も溜まった洗車待ちの車が、今年の年末では、見事に一掃された。店舗の中にも、作業待ちの車が2.33台あるだけで、中に有る車のほとんど全部が作業を受けている車である。1台出来上がって出て行くと、また1台が入ってくるという誠に整然とした車の流れ。

 パッと外から店の中を見ると、一見空いているような印象すら受ける。今回の年末のスタッフの数は、前回のスタッフの数より確実に5〜7名は少ない。それでも、作業がこなされていく車の数は前回の年末の時とほとんど変わらない。


余裕しゃくしゃくの70万円/1日

何故、こんなにスムーズに流れていくのか?多分、これはストレスの有無の問題だと思う。

 前回までの年末では、店舗内にもぎっしりの車。店の前の駐車場には40台にも及ぶ待ち車。車を移動するための指示の大声が飛び交い、待合室には、時間単位でジリジリと待つお客様のイライラとした視線。そんな異様な雰囲気の中で、みんな大きなストレスを抱えながらの作業ではなかっただろうか。これでは作業の能率が上がるわけがない。それを圧倒的な人数で強引に作業を進めていたわけだ。

 それが、今回の年末では、店の中には決まった数の車しかなく、車の移動も、単純な一方通行の移動。指示する者・コントローラーも大声を出す必要もなく、予約客の受け入れと、予約なしで入ってきた車のお客様に、予約制で営業している旨を丁寧に説明し、空き時間を調整して、予約表に入れていく。予約客の受け入れに余裕が出来れば、随時、予約なしでも受けることもある。

1時間12台の受け入れでも、作業内容によっては、作業の手に余裕が出る場合もあるのだ。

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