キーパーが特に上手い店、それが「キーパープロショップ」。キーパー技術を正しく習得し、お客様にご満足いただける、SS洗車の最高峰のお店を「キーパープロショップ」として認定する構想を3月に実現するため、いまシステムとトレーニングカリキュラム作りの真っ最中である。
技術認定制を導入
3月からの実施を目指している、「キーパープロショップ」制度は、キーパーコーティングの施工技術が一定の水準を超えたお店をキーパープロショップとして認定し、専用の看板を設置してお店のアピールに活用していただくもの。つまり、キーパーが特に上手い店、ということ。具体的には、キーパー資格制度3段階のうち、第2位であるキーパーマスターの資格保有者がいるお店であることが条件となる。
キーパープロショップは、キーパーを施工しているというだけでなく、施工技術・仕上がり品質・知識・接客など、お客様に高品質なキーパーコーティングを提供することができる上級ショップであることの証であり、お客様がこの看板を目指してご来店いただけるようにするプログラムである。
キーパープロショップ、すなわちSS洗車の最高峰のお店である、ということをお客様に積極的に告知しようというわけだ。
マスター資格保持者がいる「安心」のお店
このプログラムの基盤は人である。キーパーコーティングを正しく施工でき、高品質な商品を作り出せ、お客様からの質問やご要望に的確にお応えでき、お客様に満足していただける接客ができるスタッフがいることが絶対必要事項だ。そのため、スタッフの資格認定をし、そのためのカリキュラムを準備している。認定要素は前述した
の1セットで、最上級がキーパー・エキスパート、続いてキーパー・マスター、最初の資格であるキーパー・テクニシャンの3段階を認定する。マスター資格保有者がいる店舗はキーパープロショップを名乗ることができる。マスター資格保有者がいなくなればキーパープロショップではなくなる。
資格はキーパー施工店のスタッフであれば取得することができる。施工店スタッフはテクニシャンの取得資格がある。講習を受け、試験に合格するとテクニシャンとして認定され、マスターを取得する資格ができる。さらに講習を受けマスター試験に合格するとマスターとして認定される。マスターは、最上級資格であるエキスパートの取得資格ができる。エキスパートは、教えることができる資格であり、たいへん権威のある存在となる。
それぞれの資格を取得するための研修講座は、5月にオープンする中央トレーニングセンターに開設する予定で、現在、各資格取得に見合うカリキュラムを作成している。
自照式成型看板を掲げてお客様にアピール
キーパープロショップは、お客様に安心してコーティングをしていただけるお店を表すキーワードである。安心とは、仕上がりばかりでなく、応対についてもいえることで、不安・不満が残らないお店だということだ。
それを実際に目に見える形で表現するために、自照式の成型看板を設置していただくことになる。設置が不可能な場合には、ゲストルームにプレートを掲示していただく。
また資格取得者には認定証をお渡しする。これもあわせてゲストルームに掲示していただくことになる。
全国100店で試行へ
キーパープロショップはマスター資格が必要なため、全国のネットワーク構築には若干の時間がかかるだろう。当面は、既にマスター相当の資質がある施工店スタッフのマスター試験を実施、資格認定し、キーパープロショップ100店体制で先行試行する予定である。 |