がんばってるお店特集 |
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ENEOSフロンティア群馬
Dr.Drive高崎上並榎店
群馬県高崎市上並榎木町御料所78 |
快洗Wing設置し、社内の洗車モデル店。
専門店に負けない店づくりを…。
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「洗車は好きではなかった。だが、やってるうちに好きになっていった」。
そう語るのはENEOSフロンティア群馬・Dr・Drive高崎上並榎店の阿久津暖マネージャーだ。「洗車は奥が深い。インストラクターに対しては憧れに近いものがある。それに負けないぐらいのお店にしたい」と、闘志を内に秘めて日々取り組んでいる。
同社は昨年11月からENEOS(新日本石油)の100%出資子会社として新たなスタートを切った。直営SSネットワークも今や群馬県内で32カ所に拡大し、そのうちの70%がセルフSSという。数少ないフルサービスSSの中で洗車をメインにしたSSであり、洗車については同社のモデル店でもある。同SSは2台の門型洗車機を置いていることでも分かるように、もともとは機械洗車が主体のSSであった。だが周辺にはセルフSSが多く占めるようになり、主力であるガソリン販売が伸び悩んでいた。それはお店全体の顧客減少を意味していた。そうなると油外販売の主力である洗車売上げに大きな影を落とすようになった。「新規の洗車顧客を開拓していかなければならない」と同時に「洗車で他店との差別化を図る」ことで、ガソリンを含めたお店全体の顧客増に力を入れ始めた。
だが機械洗車中心ではそれにも限界がある。そこで目を向けたのが手洗い洗車だった。昨年春には快洗Jr.を導入し、手洗い洗車の顧客獲得に力を注ぎ始めた。機械洗車のお客さまはそのままに、新たに手洗い洗車のお客さまを開拓していったのである。メニューも販売価格も機械洗車とは別立てにし、キーパー独自の価格設定とした。「メニューの細分化が顧客拡大に貢献した」という。またコーティング洗車にも力をいれるため、昨年10月からアクアキーパーの導入に踏み切った。「(アクアは)1〜2ヵ月経過してから良さが実感できる。それはディーラーコーティングと比べれば歴然としている」。従ってその点をアピールしてお客さまに勧めている。
そして今年7月には待望の快洗Wingを導入。人的負担の省力化、一層の効率化をめざし、モデル店としての取り組みを示している。快洗Wingの設置場所は道路を走るドライバーからもよく見える位置にある。街灯の柱と一体化しているように見えるため機械そのものの存在は目立たないが、作業中はパフォーマンスを見てもらうのに最適の場所といえる。
「その場凌ぎの洗車はやりたくない。つき合いでしてくれるような洗車もダメ。本当に仕上がりの良さを実感してもらえるように、質の向上にポイントを置いている」と強調する。阿久津マネージャーによると、とにかく今はアクアキーパーの顧客獲得に全力を上げ、目標台数は25台が当面の目標。その後にダイヤモンドキーパーの導入を検討したいという。
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