従来の門型洗車機による洗車顧客に加えて、新たな洗車顧客を得るためには、作業が効率的で、ショー効果のある"手洗い洗車機"が欲しい。しかし、"手洗い洗車機"の多くはアーチ型あるいは門型で、従来の門型洗車機と全く同様の面積を必要とする。しかし、2台分の洗車機を置く場所などなかなかあるものではなく、かといって、今の門型洗車機をそう簡単に撤去するわけには行かない。
快洗Wingは、3本の頑丈な支柱が片側に配置され、この片側の3本の支柱だけで支えられてる。つまり、快洗Wingは壁ぎわに1m弱の余裕があれば取り付けることが出来る。
快洗Wingの構造
3本の支柱が並び、支柱の大きく湾曲した先に2本のレールが渡されている。
2本のレール上をシャトルが走る。シャトルには2本のL字型のパイプが出ており、そのパイプの1本は支柱側に固定(固定パイプ)されている。
もう一本のパイプは180度回転する構造(可動パイプ)になっていて、快洗Wingが静止している時は、固定パイプと一緒に内側に位置している。
(特許申請中、意匠登録申請中)
洗車が入っていない時、壁側約1m以外は自由に出入りでき、車の動線を邪魔しない。2台目の洗車機を置くスペースのないSSでも、設置の可能性大である。
この支柱は1本100kg以上のスチール製で、快洗Wingのレール及びシャトル・パイプなどの数倍以上の重量を支えることが出来る頑丈な構造で、表面は亜鉛メッキが充分に施されていて、高速道路の標識などを支えているパイプのように防錆能力を持っている。
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