作業工程ムービー
往路・・・水スプレー (動画内0:08〜0:48)
スイッチを入れると、まず可動パイプから水が出て、車の前部をスプレーしながら回り込む。その時、シャトルが微妙に前後して車の前部に沿ってスプレーするように工夫している。
可動パイプが180度回り込んで、固定パイプの反対側にきた時、つまり車前部をスプレーし終わった時、固定パイプからも水が勢いよく出始め、車の左右から同時にスプレーが始まる。そして、シャトルが車の前から後ろ方向に動き始め、ボンネット、左右前フェンダー、車の両側面、天井、トランク、左右後ろフェンダーを勢いのよい水でスプレーしていく。
水を効率的に短時間で車にかけることにより、水煙の防止や水使用量の低減といった特徴が得られた。
復路・・・泡かけ (動画内0:48〜1:24)
水スプレーが終わると可動パイプから、きめの細かいムースが出始め、車の後部に回りこみムースをかけていく。可動パイプ・固定パイプが車全体に満遍なくムースを掛けていく。
ムースは固過ぎず、水っぽさ過ぎず、ラ・モップの軟らかさで容易に破ることが出来、しかも、車のボディーから簡単にはすべり落ちない。なおかつ、泡切れが良いし、風で飛び散らないよう、やや重めのムースとなっている。もちろん手洗い用なので、手荒れしないように配慮してある。
ここで機械が停止し、スタッフによるタッチアップ(動画内1:24〜1:43)作業が行なわれる。
*タッチアップ作業は編集しております
往路・復路とも水スプレー (動画内1:43〜3:04)
タッチアップを終えた車を「水洗い」で仕上げたい場合および、洗車後キーパーなどの手がけコーティング作業を行なう際に使用する。
車両に対し効率的にかかる水と泡切れの良いウィング専用ケミカルの「ウィングムース」の効果とが相俟って、コース終了後にはボディーの泡残りが無くすっきりとした仕上がりになる。
往路・・・撥水コート (動画内1:43〜2:27)
復路・・・水スプレー (動画内2:27〜3:04)
タッチアップを終えた車を「撥水コート」で仕上げたいときに使用する。撥水コートを掛けるコースでは、往路の水スプレーの水勢を弱めた水の中に撥水コートが混入され、車全体に撥水コートが掛けられる。
この時、ボディー上に泡が残ったまま撥水コートが掛けられる事になるが、アイ・タック技研独特の手法により、泡の上から撥水コートを掛けても撥水コートがまんべんなく均一に定着するケミカル構造になっている。
往路で撥水コートがかかったボディに、復路で水スプレーされ、微量残った泡と撥水コート内の界面活性剤が洗い流され、しっかりと撥水コートが定着する。
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