KeePreはケミカルと施工技術が一体のシステム
KeePreコーティングが世に出てからすでに10年の月日が流れた。今では全国のガソリンスタンドを中心に一万軒を越す施工店さんがあって、たくさんの車がKeePreコーティングの施工を受けていただいている。
KeePreとは、塗装面改善の理論に裏付けられた車をきれいにするサービスの総称で、初期の頃はeePreコーティングのみであったが、ポリッシャーで施工するクリスタルKeePre、汚れなくなる親水のアクアKeePre、そして、超耐久性と深い艶、超持続性の撥水を備えたダイヤモンドKeePreと、そのレパートリーを増やし、車のありとあらゆる"きれい"を実現するアラカルト商品にまで幅を広げてきた。
KeePreシステムは、目的に応じた適切なオリジナルケミカルと、何よりもそれらを正しく使用する施工技術の両輪によって成り立っており、そのいずれが欠けても、KeePre本来の性能は得られない。
だから、KeePreシステムの導入に際しては、現地での初期導入研修が、インストラクターの手で行なわれ、KeePreの施工技術の習熟に努め、その後も各地のトレーニングセンターにおけるスクールを通じて、その技術の維持に努めてきた。
大多数の施工店さんは充分な施工技術を持っている。
しかし、10年以上の年月を経るうちに、研修を受けたSSも人が異動したりして、必ずしもKeePreの研修を受けたスタッフが残っているとは限らず、新しいスタッフの方への技術の伝承がきちんと行なわれているとも限らない。それを補うためのスクールであり、インストラクターの巡回があるのだが、すべてに行き届いているとも言いがたい。
それでも、大半の施工店さんは、スクールを活用したり、熱心な代理店さんやインストラクターを活用したり、あるいは社内の技術の伝承を確実に行なって、素晴らしいKeePreの技術を備えている。
全国でのKeePreの施工台数がいまだに増え続けてるのは、正しい技術でのKeePreが、たくさん施工店さんによって、たくさんののユーザーに提供され、喜ばれているからであり、良い技術を持った施工店さんが多い何よりの証拠である。
不十分なKeePreが存在しているのも事実
しかし現実には、KeePreのケミカルはあるが、その施工技術などはスタッフの誰も解らず、適当にワックスのように塗って、KeePreコーティングと称して売っている所が、少数ではあるが、存在していることも事実である。
間違った施工技術で施工してもKeePreの性能はまったく出ないもので、ただ単にKeePreのケミカルを使っても、KeePreコーティングが出来たことにはならない。そんなKeePreもどきの施工を受けたお客様は、「な〜んだ、KeePreなんてぜんぜんダメじゃん。」となって、KeePreの評判を落としてしまい、きちんとKeePreを施工している施工店さんに要らぬ迷惑をかける事になる。
いい加減に1台のKeePreを施工すれば、たった1台の悪い評判がきちんと施工されたKeePre10台が築き上げた良い評判を、一瞬のうちにふっ飛ばしてしまうものなのだろう。
私たちは何とかせねばと考えてきた。
そういう不十分な施工店さんから、KeePreのケミカルを取り上げてしまうか?そういうわけには行かない。
10年以上流通しているKeePreのケミカル群は、その流通が複雑になり一人歩きし始めているのも現状で、それを無理やりに統制しようとしても、法律的に難しい問題がある。
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