愛車のサイレンサーに大きな穴が開いてしまい、終業後に店の片隅で修理させてもらいました。カー用品店で購入した粘土を貼り付けて、アイドリングさせること約二十分、なんとか穴を塞ぐことができたようです。
そこでふと考えたのが、普段の車のメンテナンスです。車に関係する仕事に携わっている人(特に整備士さんやカーディテイリング業の方)にとっては、気軽に行えるものだと思いますが、それ以外の人にとっては、意外に「自分」でメンテナンスするということは、敷居の高いことではないでしょうか?
大手のカー用品店さんやディーラーさんでは、会員になったり車を購入したりすると、その後のオイル交換やケアの作業工賃が無料になることがあるそうですね。工具もない、メンテナンスを行うことができる安全な広い場所もない、という方にはぴったりですし、車は大事にしたいが、やり方が全然わからない、という方にはとても便利でありがたいことですね。
メンテナンスする、という行為はとても大事です。自分でやる場合もですし、依頼してやってもらう場合でも、です。車にとっては健康診断でもありますし、ケガの治療・入院、ということになるからです。車検のときだけ整備してもらう、という方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、だましだまし走り続けてくれる車もあるかもしれませんが、せっかくの愛車なのですから、少しは気にかけてやると、車も喜ぶのではないのでしょうか?
メカニックなことだけに限りません。エアコンからいやなにおいがする、だとか、窓にヤニがついてしまってとれない、といったこともあると思います。やはり汚れがついてしまった時点で取り除くのが一番ですが、なかなか実行できませんね。そこで私達洗車業の登場となるわけですが…。洗車や車内の清掃は、コツさえ掴んでいれば自分でできることもあります。数ヶ月に一度のコーティングや掃除は定期的にプロにやってもらい、日常の、ちょっとした汚れなどは、自分で落とすようになると、ただの足として使っている車でも、愛着が出てくるようになるかもしれませんね。
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