KeePreTIMES sensya.com
Vol48: 2005年11月20日発行
INDEX

新コンセプト
CARWASH快洗隊 岡崎店
オープン
きれい好きな日本人なのになぜ
洗車需要が低いのか
超高収益店を目指す
新たなパイロット店誕生


“オールクリア” 施工店紹介




がんばっているお店たち
(株)新出光 鳥栖SS

株式会社快洗隊
今月の実績
総括
刈谷店 知立店
安城店 北神戸店
相模原店 鳴海店
岡崎店

高額コーティングをさらに充実
超高収益店を目指す新たなパイロット店誕生

1年以上の準備期間を経て、10月に愛知県岡崎市にCARWASH快洗隊がオープンした。
「洗車屋」という業態名を外し、スマートさを高めた新しい快洗隊。
単に店名や外観変更にとどまらない新世代の快洗隊を今月は詳細に解説する。

コンセプト

快洗隊のコンセプトは、お客様が心から満足して頂ける「洗う・磨く・掃除する」を中心に展開される洗車専門店である。この軸となるコンセプトは岡崎店でも当然踏襲されている。ただ快洗隊刈谷店を立ち上げた当初からは、一般ドライバーの嗜好も徐々に変化し続けている。

ひとことで言えば「よりきれいに、より長く」と、美しさに対する要求が高まってきているのだ。それはもともとあった潜在需要を快洗隊のわかりやすい商品提示で掘り起こしたこと、またディーラーによる長期コーティング戦略による、高額コーティングが車に必要であるという認知の進化などに起因する。一方運営する側から見れば、これまでの店をオープンし、地域の認知と売上がリンクするまで約1年以上かかるという状態は決して望ましいものではない。

オープン当初から月間300万〜400万円の売上が見込める店作りは大きな課題であった。 「洗う」から入り、磨きに繋げる従来の展開から「いきなりコーティング」を中心に据えた店作り、それが岡崎店の店作りのコンセプトである。

外観の工夫

コーティングを入口商品に据えた店作り。しかもマニア向けではなく、気軽に普通に車を乗りこなす人も来店しやすい店。そんなことをテーマに店作りは進んだ。高品質・高級と、親しみやすさ・敷居の低さ。バランスが実に難しい命題に何度も何度も縮小モデルが作られ、図面が引かれ、文字通りのスクラップ&ビルドが行われた。そんな過程を経て作られた岡崎店は、赤と黒のカラーリングテーマはそのままに、大きく変貌した。

200坪弱の敷地とは思えない存在感。品質感が大幅に向上したプレス鋼板による大型パラペット。長年親しんだ「くじら」のキャラクターを外し「何の店であるか」とことんわかりやすくした写真入りの大型看板。

そして新ネーミング、CARWASH快洗隊。

交通量が非常に多い前面道路に対し、飛躍的にアピール度が高まった店ができあがったのだ。さあ、これが当たるか否か。関係者の緊張は高まる。

ピットの充実

外装では高級・高品質を迫力を持って実現できた。肝心の作業スペースはどうか。

今回岡崎店ではピットルームを大幅に増強し6台まで同時作業が出来るようになった。もちろんこれはバフを使うようなコーティングメニューの受け入れをスムーズに行い、いたずらな待ち時間を最上限にとどめる為である。床も当然まっ白の塗装を施し、清潔感あふれる空間となった。

道具のレイアウトやシャッター選びまで気を遣い、まさにプロフェッショナルコーティングを行うにふさわしいピットが出来上がった。

ゲストルーム

今までのゲストルームは待てる空間、見せる空間、快適な空間。この三つがテーマであった。岡崎店も同様のテーマを引き継いでいる。しかし「見せる」ことに対し「何を見せる」かが大きく変わった。今までは手洗い洗車やキーパー、室内清掃を見せる視点作りが中心であった。

岡崎店はこれに、加えピット内のコーティング作業が見渡せることが大きく違う。何万円もするコーティングを依頼し、自分の大切な車を託す。お客様が潜在的に持つ不安感を一気に覆し、自分の車がどれだけ丁寧に扱われ、いかにして美しくなるか、という過程を全て見届けられられるようになったのだ。これはもうワクワク以外の何物でもないだろう。

実際オープンしてみても1時間以上かかる作業をじっと見て頂けるお客様が何名もいらっしゃった。「コーティングを見せるゲストルーム」岡崎店成功には不可欠の要である。

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