アイ・タック技研東京トレーニングセンター(東京都葛飾区西新小岩)で開催された「ダイヤモンド・キーパー&快洗Wing体験会」に密着体験取材を挙行した。

さあ、快洗Wingが動き出す。が、静か過ぎてビックリ

さあ快洗Wingが動き出した。いよいよ体験会の始まりだ。しかし動き出したはいいが、機械音がほとんどしないではないか?

聞こえるのは水の弾く音だけで、とても静かである。

機械が泡を噴霧したあとは、スタッフの鈴置、富沢が丁寧に洗い上げる。RAー300とコンパウンドを使って鉄粉と油分を除去する作業に入る。

ひとつひとつの工程を鈴置が細かく丁寧に説明する。次はアクアポリッシュを使用しての下地処理。ダイヤモンドキーパーを施工するうえで最も重要な工程である。

ダイヤモンドキーパーの下地処理

まずダブルアクションポリッシャーとアクアポリッシュの使い方から細かく説明を受ける。ポリッシャーは少しでも経験した者であれば飲み込は早い。
実際に体験してみると、ボディに当たる面のバランスさえ意識していれば意外にスムーズだ。初心者の筆者が行っても、ベテランのスタッフほどとはいかないが、自信が持てる。

いよいよダイヤモンドキーパー施工。拍子抜けするほどの簡単さ!

ひと通りのポリッシングが完了した。もう一度快洗Wingで洗い流す。いよいよこれからがダイヤモンドキーパーの施工だ。スタッフがキレイにボディの水滴を丁寧に拭き上げる。

これまでの作業と同じようにスタッフが見本を示しながら進めていく。あれっ?けっこう簡単そうだ・・・。実際にやってみた。かなり簡単だ(笑)。専用のスポンジに適量を染み込ませ、ボンネットなら3分の1(大型車なら4分の1)程度に区切り、タテ、ヨコ、タテと塗布して拭いてを繰り返す。使用するタオルは、片面が粗く、もう片面がキメ細かいツインクロス。塗布したあとは粗い面でざっと拭き、次を進めてさっと裏返して全体を丁寧に拭く。この作業を繰り返すだけだ。全体が終わったら、室内の水銀灯の照明だけでなく外の光に当てて塗布ムラをチェック。ムラがあれば戻してその部分だけ再塗布。

いっしょにダイヤモンドキーパーを体験したY専務の表情に笑みがこぼれる。仕上がったボンネット、ボディを覗き込む二人の影が鏡のように映し出される。満足気な表情だ。作業を終えると研修室に戻って、補足説明と質疑応答。

「従来のキーパーをはじめ、ほかにも素晴らしい商品があるのに、なぜダイヤモンドキーパーなのか?」などといった初歩的な質問にも丁寧に答えてくれた。これですべての工程が完了だ。気持ちよい汗を流したところで一服がうまい。

「体感」が一番強烈だった体験会

こうして実技体験会は終了した。ここに来ればダイヤモンドキーパーだけでなく、洗車についてあらゆる商品を目の当たりにできる。もちろん手にとって質問してもよい。参加はもちろん無料である