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上海でのショーが4月の末に行われた。私たちアイ・タック技研は中国でのキーパー製品販売の代理店探しのために出展した。そして、このショーにはすでに上海においてお付き合いが始まっていた車聖さんという上海の会社にお手伝いをお願いしていた。
そして、ショーの手伝いに来てくれたのが車聖の「陳さん」。陳さんは若い人を2人連れて、ブースを設営の時点から手伝いに来てくれた。しかし、なぜか最初からもめた。言葉が分からないまま、誤解が進むと、決定的に、お互いの理解をなくしてしまうことあるものだ。
どこかの神話で「バベルの塔」と言う話がある。その昔、世界中の人間達は共通の一つの言葉で暮らしていた。戦争も、争いごともなかった。ところが、世界の人がとんでもないことを考えた。神様が住む天空に行って見ようと、うんと高い塔を作ろうというのだ。高い塔を作って、天空に行き神様と一緒になろうとしたのだ。
人間達は、バベルの地に集結して塔を作り始めた。最初は、「そんな事は出来っこない」とタカをくくっていた神様たちであったが、人間たちが一致協力して作り始めた塔が、どんどん高くなってくると、神様たちは不安になってきた。
そこで神様は、ちょっとした悪戯を人間達にした。人間たちの話す言葉を、民族ごとにバラバラにしてしまったのだ。
自腹で好意で上海まで来てくれた“励さん”
私と、大好きな友達である“陳さん” |
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人間達は、今まで誰と話をしても同じ言葉なので理解し合い一致協力していたが、神様の悪戯で、お互いに言葉が通じなくなってしまった。言葉が通じなくなったら、あちらこちらで争いごとが始まった。相手の言っている事が分からないので、皆が勝手なことをやり始めお互いのやっている事の利害が食い違ってきて、腹を立て、暴力に訴える者まで出てきて、やがて戦争まで始まった。
それから人間たちの共通の目標であったバベルの塔の建設は、あっという間に崩壊したのは言うまでもない。やがて世界中から集結していた人間達は、バラバラになって、かつて自分が住んでいた所に帰って行き、争いの時代が始まった。こんな話を思い出した。
言葉が違うから、相手が理解できずに、誤解が誤解を生んで、憎しみを生み殺してしまえとまで、短絡する。戦争ってこんな風にして始まるものなのか。
陳さんは少しだけ日本語が話せる。だから日本語が通じていると思いこんでいたが、実はほとんど日本語が理解できないまま準備を進めていたのだ。陳さんの誠意ある申し出により、この「お互いの理解ができていない」事が分かり、以後はきちんと意志が通じ合い、ショーでの出展は無事成功できた。
車聖さんの社長と話し合いをする前に陳さんが話しかけてきてくれて良かった。 |
車楽・快洗隊西条店
IJP・快洗隊和泉店
アイビー石油、快洗隊空港インター店
(株)快洗隊直営店、相模原店 |
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4軒同時オープン 今年になってから、しばらく新規快洗隊のオープンの話がなかったが、洗車需要期4月を迎えて、たて続けに4軒ものオープンがあった。ここしばらくオープンラッシュが続く。
5月半ば、四国・西条市に車楽・快洗隊西条店。大阪府和泉市に開店したIJP、快洗隊和泉店。熊本県熊本市にアイビー石油、快洗隊空港インター店としてオープンした。最後に、(株)快洗隊の直営店、相模原店。この店は、オートバックスとのコラボレーション店舗である。
ドライブショップの駐車場にスペースを借りて、テナントとして、快洗隊を運営するものだ。オートバックス相模原店の集客力は月約1万台はあるそうで、その集客力と、快洗隊の付加価値洗車がどのようにコラボレートするのか、まったく新しいタイプの快洗隊のこれからに注目したい。 |
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