- 第2回 自動販売機ビジネス
アイ・タック技研は、9月にドラスティックな組織変更を行いました。国内の戦力固めに加えて、海外進出を一層スピードアップし、上昇気流に乗ろうとするものです。 この改革の先鋒となる重要な役目を担うべく常務取締役に就任した谷基司に、就任にあたっての考えを語ってもらいました。 ●プロフィール 生年月日 昭和36年(1961年)9月24日天秤座 性別(男) 名古屋市守山区生まれ 愛知県立緑ヶ丘商業学校卒業 卓球部所属(試合経験なし) 文化常任委員長歴任さぼり組 日用雑貨商社と米屋営業を経歴、その後アメリカに2度逃走。(アメリカ本土にて湾岸戦争とロス大暴動を経験)何故かアイ・タックに就職。 趣味・・今は水泳と映画鑑賞(邦画専門)とコンサート。 とにかくアメリカにゾッコン惚れてる元気な43歳。
常務の役割をどのように考えていますか 「日本に洗車文化を創る」を合言葉に、アイ・タック技研は進んできました。『作る』から『造る』に、そして『創る』へと確実にカタチにしていくことが、自分の役割だと思っています。 私たちは、この洗車のマーケットが無限であることを、快洗隊を運営してみて確信しております。洗車を行うところが、SSやコイン洗車場はもちろんのこと、鈑金業や整備業であっても構わないですし、空港駐車場、ゴルフ場、スーパーマーケット、コインランドリーでも可能性は十分あると思うのです。可能性は誰にでも、どこにでもあると信じています。そしてまた、その可能性は日本だけでなく全世界に向けられているとも思います。それを『創る』のが自分の仕事だと考えます。 アイ・タック技研の問題点や課題は何ですか もちろん更に上を目指しているのですから、それなりの器もスキルも必須課題です。自分も含めて、会社全体が今以上に力をつけていく以外にないと思っています。 「人は石垣、人は城」。すべては人によって決まります。会社から与えるものには限界があります。しかし、自ら求めるハングリー精神には限界はありません。いつも前向きで挑戦的な精神と欲求商品であるがゆえに、常に新鮮な感覚は洗車には不可欠です。時代は想像以上に早く動いています。全国の情報も、今まで以上にランダムに交換して、全社員がどんどん情報を収集・分析・共有しながら、より的確で早い対応ができることが必要だと思います。 常務として何をしていきたいですか 一言で言ってしまえば、日本から世界へと進出していきたいです。「世界に洗車文化を創る」これがすべてです。日本国土は確かに広い。世界はもっともっと広い。でも、その世界すらも、各々の可能性を信じて、それに向かって挑戦し努力していきたいです。車のキレイをすべての人の喜びに変える会社にしたいと思います。 快洗隊の拡大計画や一般向け商品販売では、エンドユーザーを含み、企業としての姿勢がより問われることになると思いますが 本音ですべての人が車のキレイを通じて幸せになることが大切だと思うのです。快洗隊には快洗隊の使命があります。今後も、実証していくという観点では、日本中あるいは世界中に快洗隊はあっていいと思います。家の次に高い資産の車がキレイになることは、嬉しいことではないでしょうか。この洗車需要は有限ではなくて、まったく無限といったほうが正解だと思っています。エンドユーザーに刺激を与えれば与えるほど、洗車マーケットは大きくなると信じています。 今後数年でアイ・タックグループをどうしたいですか 数年もしたらアメリカに行っているはずですので、よく分かりません(笑)。そのときはきっと誰かが考えてくれるでしょう。