|
|
車検の価格競争が激しい。何かお客様に喜んでいただけるアイデアが欲しいものだ。そこで!今回ここに紹介する『下回り超硬ワックス』は他店の車検と明確な違いをアピールでき、かつ車検時の収益アップにつながる一品だ。下回りを強固にガードする『超硬ワックス』は『車検』と一緒に必ず売れる商品であること間違いない。
ユーザーが認識していない下回りのメンテこそ我らプロの出番なのだ! |
車の買換え時期が延びている。財団法人日本自動車工業会によれば、前回調査の平成十三年実績で平均六、一年(前保有車が新車だった場合)という結果となっている。もちろん車が故障しにくくなったことや、経済環境の悪さから来る買い控え傾向には違いないが、保有期間が長くなることで、ユーザーは自ずと車を大切に扱う。
そこで、視点を変えることによって商材の特性を鋭く見抜き、実績を伸ばしているショップの成功例をご紹介したい。
モノはコンサベーションワックス。下回り防錆に効果的な秀でた一品だ。雪道の塩害防止としてお奨めしてきた商品である。これを本当に上手く売ってくれているショップのお話である。
ショップ名は『アミューズメントカーショップPit-MAX』実は前号のTIMESでもご紹介した金沢の整備会社が運営している。この『Pit-MAX』は、当社が販売する『超硬ワックス』を驚くほど施工販売してくれている。当方、売りながら驚いていては情けないが、何がその成功を導いているのか?
金沢市の市街から日本海方面へ向かう潮風も心地よい湊地区に位置する『アミューズメントカーショップPit-MAX』はアイデアマンの川崎社長が留まることをしらない創意工夫で切り盛りする、地元のみならず業界では有名なカーアフターメンテナンスショップだ。
1,沿岸部なら商機を逸するな!
とにかく『超硬ワックス』は潮風による塩害防止になくてはならない商品。ユーザーは見える塗装面は気遣うものの、車の下回りはついつい見逃しがち。侵食され錆でもすれば価値が半減する!と教えてあげたうえで、保護をすべきとお奨めする。これこそが顧客への気遣いである。
2,「車のお腹は大切な部分」であることをユーザーに喚起する!
沿岸部に限らず、車の下回りは様々な障害を路面から受けている。しかしユーザーは認識がない。下回り保護をしないでおくと、下取り査定で減点項目になる、という殺し文句(!?)で需要を喚起する。そうすることで、沿岸部でなくても、雪深い地域でなくてもその必需性は生じてくる。
3, 冬のスキー、スノボファンは絶対に逃すな!
年中、下回り保護の必要性はアピールし続けること。スキー、スノボファンが冬場しか車に乗らないわけではない。シーズンオフでも彼らは注意深く情報をキャッチしている。店頭で、直接会話をしなくとも、POPやパンフレットが活き活きとアプローチし続ければ、いざというとき(オンシーズン)に頼りにされる。
4,ユーザーニーズを把握する!
スタッフが日頃の顧客との会話の中で、ユーザーの情報をしっかり把握しておくことが重要。夏場の暑いときでも砂利道を使い通勤するユーザーや、実は沿岸部への営業が多い会社、山道へ仕事に出向いているユーザーや、ウインドサーフィンに入れ込んでいる若者がゴロゴロしているはずである。そういう人に愛車には下回りの保護が欠かせないと教えてあげないといけない。下回り保護は、沿岸部ならほぼ全車両に必要な施工であるが、街中では顧客ごとのニーズとなる。常に顧客に関心を示し、ユーザーニーズに対処していこう。
リポーターの感想
リポートして感じたことは、ユーザーメリットの的確な伝達こそが商機につながるのだということ。また、売りの工夫として、見えない下回りだからこそ施工後の車を撮影した写真入の完了証明書を発行するなど、随所にアイデアが光っている。
超硬ワックスは、下回りの保護にもってこいの商材であるということ。こういう認識をSSの皆さんにも、整備工場の方たちにも持っていただき、改めて使える商材として是非とも売上につなげて欲しいものである。
|
今回、貴重な営業方法を惜しみなく伝授してくださったアミューズメントカーショップPit-MAX(石川県金沢市:川崎雄次郎社長)さん、有難うございました! |
|
コンサベーションワックス
下回り超硬WAX |
\880/本 |
■容量:300ml
■対応台数:3台(下回りコーティングの場合) |
|
|