うちの子は燃費がとてもとても悪いので、私のお小遣いが激減してしまいました。特に街中の、ストップアンドゴー!ばかりの運転では、メーターが下がっていくのが目視できますので、思わず笑ってしまいます(もちろん私の運転が下手なせいもありますが)そこで今日は燃費のお話です。

世の中どこもかしこも、「省エネ」「環境を考慮する」が当たり前になってまいりました。
自動車に限っていえば、技術の進化や税金が少なくなる、という後押しもあって、ハイブリッドカーや低燃費の自動車の普及が進んでいます。ガソリン以外の燃料やシステムで走る自動車の数も増えてきましたね。ハード面に限らず、ソフト面で云いますと、「エコラン」や「エコドライブ」といった言葉で表されるように、温暖化現象や大気汚染から、少しでも地球環境を守るための行政・メーカー・ユーザーが行う努力は、これからも続けられていくでしょう。

自動車ユーザーにとって、やはり一番にエコ意識とお財布に直結するのが、やはり「1リットルのガソリンで何キロ走れるか」ということだと思います。今時の車でリッター15キロから25キロぐらいの間ぐらいでしょうか。大きな車や少し古い車で10キロ前後ではないでしょうか。すこしでも燃費をよくするために、ユーザーの方は、何かと気を配っていらっしゃると思いますが、これはこれでまた悩み所なんですね。一言に燃費をよくする、とは言っても、色々な方法があるからです。例えば添加剤を入れる、エアクリーナーを掃除する、こまめにタイヤの空気圧をチェックする……、たくさんありますね。もちろん同じ車でも、使用状況によって方法を変える必要がありますね。日常のお手入れと、これこれこういう燃費対策をしているよ、という経験者の声を基準に判断していけばよいと思います。サービスステーションさんが発行する、ガソリンの割引チケットや、カードでの一括決済も、お財布の心強い味方になってくれますね。

私の車の話で恐縮ですが、一番身近な例を挙げたいと思います。15年前の古い車で、もともと燃費の悪い車として有名です。街乗りでリッター4キロ、高速道路で8キロぐらいです。以前のオーナーの方が、快適性や燃費などということを全く考えない方向で走っていたようですので、今後全く逆の性格へ方向転換するにあたり、まず手をつけたのが「オイル交換」です。ちょっとがんばってロータリー専用のオイルを入手し、店舗のアルバイトさんの協力の下、不器用な私の両手で小一時間かかって行いました。…変わりました。すごいですねー!アイドリングがかなり不安定だったのが、完全とはいえませんが安定しました。若干音も静かになったようですし、加速もスムーズになり、わずかですが、問題の燃費も改善されました。そこで思ったのが、エンジンオイルに限らず、メンテナンスというものは、多少の出費があるとしても、一つ一つ積み重ねていくことで、長い目で見れば、結局安く済む、ということがほとんどなんだな、ということです。これまで頭では理解していたつもりのことに、やっと実感して気がついた、という感じです。

私の車に限って言えばほかにもまだまだありますよ。ブレーキパッドを交換すればよく効くようになるので無駄に踏まなくなる・いいエアクリがついているのに真っ黒なので洗ってきれいにする・バッテリーを大きなものにかえるとエアコン作動時やライト点灯時も安定して走ることができる・なんせ十万キロ超えてしまいましたのでクーラントやギアオイルも一新する!…やりたいことがいっぱいありますが、いつかはお財布と車と環境のためになると信じて、がんばっていきます!