快洗隊直営9店舗目となる甚目寺店(堀英明マネージャー)が4月15日、オープンした。「洗う・磨く」の大きな看板が目印であり、インパクトは大きい。前面道路は海部郡と名古屋市を結ぶ通勤、生活の主要道路。交通量も多い。名古屋駅までは20分もかからない。「絶好のロケーション」(堀店長)という。建物の施設概要は前号でお伝えしたとおりだが、オープン1ヶ月後の様子を堀店長にうかがった。

洗う・磨くでインパクト。高い看板効果

商圏を5kmに設定。9万枚のチラシを投入し、ポスティングは1万枚を実施した。「インパクトのある看板も含め、告知展開はうまくいった」と手応えをつかんだ様子だ。とくにパンチのある看板を見て問い合わせてくるお客さまが多い。信号待ちのクルマの中から携帯で問い合わせるケースも少なくないという。

問い合わせの内容は「コーティングの種類」「どうやって洗うのか」「洗車の他には何ができる」「いくら?」などである。客構成は男女半々だが、女性客が目立つという。甚目寺、津島市を中心に名古屋市中川区、美和などから来店する。なかには三重県からの顧客もいる。注文は「ホワイトキーパー」がかなり多いという。

女性は口コミで広がる。清潔なイメージ優先

「男性客の場合は、しっかりした仕上げを望み、単価も高い。女性客はサッと終わることを望み、あまり時間をかけないが、オイル交換などの洗車外収益につながる可能性が高い」という。とくに女性客は口コミで広がるケースが多い。

このため接客と店内の美化には最善の注意をはらう。ゲストルームは木造でコストを抑えた。白を基調にシンプルに仕立て、禁煙と喫煙を分け、お洒落な美容室なのかと思わせるような明るいイメージで、女性の好む清潔感を優先させた。

4月中旬から4月末までの半月の実績は、157万円、台単価、6800円。

「接客、仕上がりともにさらに満足度を高め、洗車外収益も拡大していきたい」と堀店長(29)、スタッフは伊藤真志(21)、浅山文貴(20)、大桑貴志(20)。