|
|
|
|
オープニングセレモニーで記念写真をパチリ
ひっきりなしに洗車客が訪れて、スタッフは南昌の車を洗い続けていた |
|
「南昌」に中国で2番目の快洗隊がオープンした。
今度は我々の中国進出に大きな力を貸してくれた頼さんが経営する店。
頼さんの上海の店で働いていた「黄さん」の故郷が南昌で、黄さんが南昌に帰らなくてはいけなくなって、それを機会に、南昌市に「快洗隊・南昌店」を作ることになったのだ。
上海から飛行機で南西に約1時間、江西省の省都である。
いわゆる田舎の都市であるが、南昌市の人口は300万人で人間だけはやたらと多い。
快洗隊・南昌店は、南昌市の中心に近い高層アパート(8階建てだがエレベーターなし)の1階の店舗部分を5コマ借りて、洗車屋に改造したもの。ここの周辺は、まるで洗車屋長屋。同じようにアパートの1階部分を改造した洗車が十軒近く並んでいる。それぞれのカラーで、色とりどりである。洗車だけでなく、オイル交換をしたり、タイヤを打ったり、修理をしたり、洗車を切り口にしたカーメンテナンスショップの有り方は、今後の快洗隊が目指している姿と似ていて面白い。
この洗車長屋の中に、日本の快洗隊と同じカラーの店が出来たのは、うれしいような、何かこそばゆいような、複雑な思いがする。
アイ・タック技研の石川誠と、沙が通訳を兼ねて、南昌のこの店に研修に入っていた。
それにしても今回は、あらゆる意味において時間が無さ過ぎた。スタッフの訓練も決して十分ではなかったし、設備的にも不備が目立つ。建築屋さんのレベルも、上海に比べてもかなりの差が有るようだ。それでも、頼さん、あちらこちらに指示を出しまくって、スタッフに大声で檄を飛ばし、カッカしながらも、17日の夜ほとんど寝ずに、何とか次の朝までに、オープンにこぎつけてしまった。大変でした。
初日の朝、中国でなくてはならぬ「爆竹!」耳をつんざくばかりの爆音が明日の南昌店を励ますように、延々と5分ほども続いた。それから、私が挨拶をさせてもらって、頼さんの挨拶。というより「檄」がスタッフに飛ぶ。一通りのセレモニーが終わって、すぐにお客様が洗車に訪れ始める。この洗車長屋において、見た目にも異色の快洗隊・南昌店は、キレイ好きのドライバーの興味を早くも引いていたようだ。
中国の洗車屋の文字通りど真ん中で快洗隊が動き始めました。ちょっとドキドキです。 |
|
|