INDEX
 
なぜアクアキーパーを売り出したのか!
- アクアキーパー導入店の現場の声
- 施工されたお客様の声
 
快洗隊4軒同時オープン
- (有)車楽 車楽快洗隊
- (有)IJP 快洗隊和泉店
- (有)アイビー石油 快洗隊空港インター店
- (株)快洗隊 快洗隊相模原店
 
大成功の上海展示会
- 快洗隊が中国で広がり、キーパーは世界ブランドになる。
 
がんばっているお店たち
- 伊藤忠エネクスカーライフ中国株式会社 牟礼給油所
- 共同石油株式会社 SS JOY陣中
- 中島商店 荒浜西SS
 
世の中調査隊
The Question!

- テーマパーク

 
今月の実績
- 全体総括
- 刈谷店
- 知立店
- 安城店
- 北神戸店
 今回、いろいろな人との縁が元で、4月20日から4日間開催された上海オートプロダクツ展へ出展した。オープンとともにブース内がごったがえすほど大盛況の4日間でした。快洗FITーWなども、常に大にぎわいでアクアキーパーは大人気!
機械の前で説明していると、どんどん人が集まってきて、あっという間に、後ろに人だかりができるほどでした。

 上海は今、世界の注目の的である。街全体がエキサイティングであるし、その煌びやかな未来的なビルたちが外皮だけの刹那的なものであったとしてもその中身を、人々の富を求める熱気で埋め尽くしている。
 この国は世界中のほとんどの国がそうであるように貧富の差が激しく、その所得は当たり前のように三桁は違う。いまだに月給8,000円の人もいれば、月100万円以上稼いでいる人もいる。
しかし、それが貧しい人であっても、誰も諦めていないところがこの街の原動力なのであろう。「俺だって、いつか一儲けして見返してやる。」誰もがそう思っているように目をギラギラさせているのだ。
 この街では、車を自分で洗う人はいない。自分の車を持てる人は、すでに豊かであり、車は富の象徴である。だから、富める人はその象徴である車を、富める自分が洗うことなどはせず、「洗わせる」のが当たり前なのである。
日本のように「洗う人」と、「洗ってもらう人」ではなくて、中国では「洗わされる人」と、「洗わせる人」なのである。「洗わされる人」は貧しい人であり、「洗わせる人」は富める人。そんな図式と言える。
 洗わされる人は貧しい人なのだから、給料は安いに決まっている。そんな安い人がやる作業=洗車に、たくさんのお金を払うことはない。だから、上海での洗車は安い。
 車を水で洗って拭き上げて、中まで少しきれいに掃除して、1台10元(130円)が相場で、物価が安い上海であったにしても上海の洗車料金はあまりにも安い。中華料理の「青菜炒め」一杯の値段である。私達、洗車に携わる者にとって、これは何とも悔しいことで異国のこととはいえ黙ってはいられない。
 答えは簡単である。我々車を洗う者が「洗わされる人」から、その腕に高い技術をつけることによって「車を美しくする技術者」になって、車を洗う事が「洗うという作業」ではなくて、「すごく綺麗になる」という付加価値の高い商品としての「ブランド」にまでしてしまえば良い。
 そうすれば、富める人達はその象徴である車の「すごく綺麗」が「欲しくて」、高い金を払ってでも「車を美しくする技術者」に車を洗ってもらったり、磨いてもらいに来るようになるのだ。
技術者は、その腕に持っている技術の付加価値が高ければ、当然、その技術の成果である商品を高く売ることが出来る。
 給料の高さは、その人が持っている付加価値の高さに他ならない。安い給料を高くしたければ、自分の付加価値を高くするほかない。それがKeePreの役目だと思う。その腕に高い技術をつけることによって「車を美しくする技術者」を造る事。「すごく綺麗になる」という付加価値の高い商品としての「ブランド」を造る事。それがKeePreの洗車技術であり、知識である。
 車の塗装を、理論的な裏づけを持って正しく守り、向上させることをもって真の意味でユーザーの喜びを実現させる、そんな理想を真剣に考えて作られたKeePreが、確かな技術者によって上海の車社会に貢献して、私達、車を洗い磨くことによって糧を得ている者達が、あるべき社会的地位を作り上げること。それがKeePreの上海での役割であると、確信を持った。
 10回以上の上海出張で、上海の街を見て、歩いて、人々と会って、話をして、上海の洗車を見て、洗車をさせる人と、洗車をさせられる人と会っていっぱい話をして、そう確信した。
上海において、KeePreの役割をはっきりと確信した。
 4日間の上海ショーに出て、私達のブースに押し寄せる多くの人達と会い、話をすることによって、ますますその確信に磨きをかけたと言える。
 そして、それは上海にとどまらず、中国全土に広がることは間違いない。今月の下旬には、北京と大連に行く。近いうちに、天津にも、香港にも、マニラにも行かなくてはならない。
 その次は、絶対にアメリカに行くことになるだろう。

谷 好通