極寒の街、旭川で売れるかアクアキーパー
北海道は旭川、極北の盆地で日本中でも冬の寒さは別格の地域。その最も寒い時期にアクアキーパーを導入したのが
丸信石油(株)旭川神楽SSさん。(旭川市神楽5条13丁目1の1 電話0166-61-2097)
塗装面が滑りやすくなることはイコール雪離れの良さを確立する。
ご利用の客層は熟年層男性。冬の北海道で車に付着する雪を落す作業の厄介さは、経験者でないとわからない。苦労が身に染みた顧客が、アクアキーパーで作業を軽減したいという図式になって現れたのだろうか。普段は自分で洗車をするという顧客が1/3を占める。
宣伝は寒さ厳しい1月の半ばからチラシの店頭配布のみ実施。4月に入り、新聞折込も始めた。経過実績は1月発売開始から3月までで20台。北海道の冬、この数字をどう見るか。
丸信石油さんは「新車への施工は本当に楽!」「旭川から30分以上も離れた地域からのご来店もある」など、数字からしても売上の底力になっていることは間違いない。
こちらも雪国、観光客もターゲット?
長野のアクアは効いているか
スキーのメッカ志賀高原の入口に位置し、冬場の雪は半端でないのが
(株)高見澤志賀高原入り口SSさん。(長野県中野市大字一本木字宮前306の1 電話0269-23-5656)
「アクアキーパーをお買い上げのお客様は比較的新しい車が多い」と分析する高見澤さん。まったくの新規客が25%、これまで手洗い洗車しか買われなかった顧客が70%。新規需要に対応している数字と見える。
導入は昨年12月。当初は店頭でのリーフレットのみで告知。2月に新聞折込を実施した。導入直後の12月半ばから4月初旬までで20台となっている。
当店では、「ガラスコーティングで、親水というものがこれからひとつの需要を創造していくと考えた」と語ってくれた。季節要因もあり、右肩上がりの売上とは言いがたいが、起爆剤の要素は含んでいる。顧客が求めるニーズをわしづかみにするセールスポイントやトークがブレークの基点になりそうだ。
南国土佐は、照準にピタリと当たる戦略が奏功
一転、年間を通して温暖な気候の四国。
土佐鉱油(株)新洗組ビッグウェーブ高知SSさん、(高知県高知市北金田6の1 電話088-882-8174)
こごめSSさん、(高知県南国市小籠885の4 電話088-864-1315)
は3月中旬を過ぎてからの導入。取材日現在(3/19〜4/10)の20日間強で14台の施工台数。宣伝は発売当初の新聞折込1回。店頭でのアプローチが長けているのか、反響は大きい。施工担当者は、「何と言っても作業が簡単!」「この値段は洗車収益としては、かなりオイシイ」とのこと。
お買い上げのお客様は、ほとんど新規客。そのうちの半数が新車だという。ディーラー、磨き屋でコーティングをしてもらっている顧客も多く、期待度が高い様子も伺える。
店頭での商品説明や、給油客へのアプローチがぴったり需要にマッチしているのか、理想的な展開で進んでいる。 「汚れにくくてキレイが続く洗車」始めました!
立地環境面では恵まれているとは言えない
岡田石油(株)瀬戸原快洗隊さん。(山口県宇部市大字川上字白石1005の1 電話0836-37-5963)
ところが、パワフルさでは他の追随を許さないのもこのお店だ。宇部市の山間部に位置し、好立地とは言いがたいが、研究熱心さが活き快洗隊を始めておよそ3年、毎年実績は伸びている。
アクアキーパー導入は昨年12月。告知を本格化したのは今年に入ってからで、地域情報誌や新聞折込を活用して宣伝を繰り返した結果、遠方(下関市)からの問い合わせなど電話反響が多く寄せられた。
施工客はほとんど新規で、新しい客層開拓の手応えも十分に得た。これまでの施工台数は18台。水面下に居たターゲットを実感し、新たな戦略を策定しているところだそうだ。
スタッフ全員で実証済み仕上がりがアピールポイント
最後は南の端、九州は熊本。業界の風雲児とも言われる馬場社長率いる
(有)アイビー石油の松橋北SSさん。(熊本県下益城郡松橋町松橋789の1 電話0964-34-3456)
今年3月20日に導入して、一ヶ月足らずの実績が30台弱。
施工客分析では、年齢層は20〜40代で男女比は半々。車へのこだわりとしては、全く洗わない人と常に手入れを怠らない人が両極端に存在し、施工客の2/3は新規客で占めている。車の手入れはしたくないが、キレイにはしていたいというワガママ?上客の獲得か。
販促はチラシ折込と店頭でのハンドアウトがメイン。当店によれば、スタッフがしっかり説明できるハンドアウトの反響は大きいと言う。
施工してみたうえでの店の意見は以下のとおり。「ボディの状態で対処方法に差があると思えるので、ケーススタディのようなマニュアルが欲しい」「4回1セットなので特に高額商品販売をしているという印象は受けないし、お客様にその仕組みをきちんと説明すれば購入していただける」。真剣に取組んでいただいているうえでの真摯な意見が拝聴できた。
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