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●コストとの兼ね合い
 需要は見込めても、供給とのバランスが取れなければ、商売は成り立たない。不景気で外食を控える消費者へ乗り込んでいく商売と言っても、値段が高いという壁が商機を逃すことになってはあぶはち取らずだ。



その点、ピザ宅配は長いあいだ値段設定が高く、さらに食べきれないほどのサイズのピザを買う羽目になっていた。しかし、時代はデフレ。外へ出れば休み無く営業するコンビニがあり、コンビニ弁当も食べられる程度になっている。競争はあるのだ。イメージ画像



 実際、ピザ宅配の大手ドミノピザでは00年から01年の売上推移がマイナス17%成長と鈍化を見せた。こうして、あぐらをかけなくなったピザ屋は、最低金額の限度を取り払い、例えばピザーラなどは1,400円のSサイズ1枚でも配達をしてくれるようになった。


カレー専門店のcoco壱番屋は、配達料として200円を別途請求している。はっきり言って、配達料として別料金が明示してある方が、結局は間尺に合うと思うのだが。

 
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