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●企業の鍵は「ヒト・モノ・カネと情報」
 現代は情報化社会だ。テレビ、新聞といった従来のメディアに加え、インターネットが世界を身近に知る手段となった。


 アイ・タック技研が2000年11月に立ち上げた『sensya.com』は、この5月初旬に20万アクセスを突破した。得意先とのコミュニケーションツールとして、また一般顧客へのアプローチツールとして、可能な限りの情報公開を心懸け展開している。このホームページが最近ちょっと興味深い傾向にある。



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といった一般消費者向けコンテンツへのアクセスが急激に伸びているのだ。こうした洗車に興味を持つ一般の人達が、HPで情報を入手して、各施工店や快洗隊に向かおうという動機付けとなっていると思われる。


 昨年末、テレビ東京系のニュース番組、ワールドビジネスサテライトで快洗隊が放映された事も、少なからぬ宣伝となっているかもしれない。


 さて、企業経営の要は『ヒト・モノ・カネ』と言われるが、近年はこれに『情報』が加わる。


 日頃私たちが接する広告は、企業が有償で、メディアという媒体の時間なりスペースなりを買い、ターゲットに向けて宣伝するものだ。よほど社会通念を外していなければ、マスコミにとって広告主は絶対であるから、広告宣伝を拒否されることはない。


 一方、『パブリシティ』というものがある。パブリシティとは、企業がニュースをメディアに提供し、記事の中で掲載及び提供されるものを指す。これは無償である。メディア側には、視聴者や読者に有用な情報であることが前提だが、各媒体においては広告出稿量に見合ったパブリシティ掲載も見受けられる。そこはメディアといえども私企業なのでやむないことだろう。パブリシティはメディアという第三者を介している情報であることから、読者や視聴者の信頼度は高いものとなる。WBSの取材はこのパブリシティに分類される。


 企業が順風に運営される要素としての「ヒト・モノ・カネ」は、常に経営の根底でバランスを欠くことができない。そこにもうひとつ欠くべからざること、それが情報=ニュース素材といえよう。

以下に元神戸製鋼所広報部長の広報論を挙げてみる。


 ニュース素材は販売拡大の『弾丸』である。企業という『部隊』はマーケットという『戦場』でニュース素材という何種類もの優れた「弾丸」をつくり出し、メディアという多種多様な「武器」を利用して、ターゲットである揺れ動く「顧客の心」を射止める。重要なことは弾丸の特性にふさわしい武器、ターゲットに適切な武器を利用することだ。したがって企業という部隊は、顧客のハートをつかみ、感動と感謝の渦を生み出すような独自で独特で独創的な「弾丸」を作り続ける事が闘いに勝利する絶対条件である。


私たちには、「独自で、独特で、独創的な」専門技術を伴ったKeePreという弾丸があるのだ。
 
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