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年齢制限35歳の根拠 |
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不惑の40歳代はすでにいらない世代なのか?求人の募集内容でどうしても気になるのが年齢制限。「新卒採用のみ」という条件なら最初から対象にしないが、失業中の人や転職希望者にとっては、業務内容もさることながら、その前に年齢制限でオミットされてしまうケースがままある。どうも35歳くらいがボーダーラインという気がするのだが、どうなのだろう。
2001年10月に施行された改正雇用対策法で、企業には、募集・採用に年齢制限を儲けないという「努力義務」が課された。それなのに「年齢不問」でないのは何故か?
実体を探ると、例えば創業年数の若い会社では、管理職自体が若年。部下が年長だと何かとやりづらく、どうしても若年が対象となる。実質若年を採用すると決まっていても、対外的に「年齢不問」を打ち出して、雇用するのは若い人だけという実体もある。もうひとつの理由に給料、賃金の問題がある。
やはり年齢は、高ければ高いほど条件的に不利なようだ。ただ35歳がボーダーである理由は厳密には見あたらない。高齢化社会に突入し、70歳でも意気軒昂な人は多い。前向きに働きたい人も沢山いることだろう。
中高年の人生経験は、無意味とは思えない。自らの経験をナレッジとして役に立てることができるかという自分自身の見極めや、逆に経験という呪縛に縛られない裁量を身に付けることが、別の人生を楽しむ方法となるかもしれない。 |
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