うまい”洗車”うまい”磨き”が、収益向上の肝心 
 

愛車の“きれい”について、
お客様は自分の基準を持っている

大切な自分の車を、綺麗にしていたいという欲求は、誰でも多かれ少なかれ持っています。
しかし、その人によって求めている綺麗さのレベルは千差万別で、売る側が決めることは出来ないものです。
ここが、どこで買っても同一の品質であるガソリンなど燃料商品との大きな違いです。
①ある人にとっては、泥は落としておきたいというレベルであって、そのための費用も時間も、手間もできるだけ少ないほうが良いと思っています。
そんな人にとっては、近所に安い“連洗”があれば、それを使うことがベストでしょう。
→[大まかに全体の約25%→A]
②とにかく自分で洗わなくては、磨かなくては気が済まない人、あるいは自分で洗うことが“好きな人”は、私たちがどんな洗車商品を用意しようと自分で洗うでしょう。
→[大まかに全体の約25%→B]

③一番多いのは、ある程度きちんと綺麗にしたい。ある程度の費用も時間も、手間もかかってもいい、と言う人たちです。
                        →[大まかに全体の約50%→C]
ここで問題なのは、ある程度という幅です。そのひとつの基準になっているのが「ガソリンスタンドの洗車」で、このレベルでいい人はSSで洗車を頼んでいます。
その中でも、より安いことを好む人もいれば、多少お金を払っても出来るだけいい洗車を好む人たちもいます。
「水洗い」しかしない人もいれば、「撥水洗車」を好む人たちもいるということです。室内清掃についてもそうです。
→[50%の半分、全体の約25%→C-①]

高い洗車“も”売れなければ、洗車収益はなかなか上がらない

上記・50%の人たちの中のあと残り半分、全体の25%の人は、ガソリンスタンドの洗車のレベルでは“満足できず、仕方がないので自分で洗って”います。
→[50%の半分、全体の約25%C-②]
今まで、SSのほとんどはC-①の人が買ってくれるような洗車だけを売っていました。
全体の25%でしかないC-①の人たちに対してどのSSもが、同じような洗車商品を販売するので、過当競争となり、その価格はずいぶん安いものになってしまっています。
また、より安くしても、購買層が25%と絶対的に少数なので、思うように販売が伸びません。
安くなり過ぎている上に購買層が小さい。
そのような商品群だけでいつまでも商売をしていることは、得策とは思えません。
絶対に洗車収益を伸ばしていかなくてはならない。
これから、SSが開発していかなければならないのは、C-②の客層ではないでしょうか。
C-②「SSの洗車のレベルでは“満足できず、仕方がないので自分で洗って”いる」この客層は、満足できる商品ならば、かなり高い金額を払っても良いという気持ちを持っています。
それは、洗車単価/台が、刈谷快洗隊で5000円/台、チェーン店の3200円/台を実現していることで、十分に実証されています。
単価的に安くなり過ぎてしまっているC-①だけでなく、C-②の客層の開発が、洗車収益の向上には不可欠のものと考えます。
もちろんC-①の客層を、つまり今までの客層をおざなりにして良いというわけではありません。
今までの客層の上に新しい客層C-②にも目を向けるべきであり、開発する必要があるということです。

“高い商品”は、“高い価値・客よりうまい”が絶対必要

C-②の客層は、ガソリンスタンドの洗車では満足できないといっています。
どういうレベルならばより多くの方に満足していただけるのか。その基準は何なのか。
それは、お客様がいつも“自分で洗っている綺麗さ”です。
客から見て、自分という素人が洗った綺麗さより、SSで買った綺麗さの方が、質が低かった、綺麗ではなかった、とC-②の客層の人は言っているのです。
そんな人たちに、高い価格でも買っていいと思ってもらえるような、質の高い洗車商品を作ることが出来るようにならなければ、この客層を開発することはできません。

C-②の客層は、洗うだけでは満足しない。磨いた綺麗さまで欲しい

のみならず、C-②の客層は普段、自分の愛車に対して“磨く”という手入れを日常的にしています。
この客層は洗車を、平均1.2回/月、しています。(アンケートより)
意外と回数は洗っていないという印象ですが、その1.2回の洗車の内、実に0.7回も“ワックスがけ”とか、“水垢取り”をしていることが分かっています。
つまりC-②という、この客層は、“磨く”という綺麗さを、日常的に求めているということです。
刈谷快洗隊では、来店客の3分の1までが、洗うだけでなくキーパーコーティングや、クリスタルシールドを施工しています。
このことによって5000円/台という高額な洗車単価が実現しているのです。
うまい洗車と、うまい磨きの両立が、C-②の客層開発の必要条件。

“うまい洗車・磨き”は、プロの材料・道具・そして技術が必要

考えてみれば、お客様は、ほとんどの場合、自分の車だけを洗っています。
いつも愛情を込めて自分の愛車を洗っています。
それに対して、私たちは、いろいろな車を洗っています。
そして、それはすべて他人の車です。
愛情を込めていつも決まった自分の車を洗うのと、他人の車、しかもいつも違う車を洗うのでは、おのずから結果は違うでしょう。
前者のほうが綺麗になるに決まっています。
“同じ材料”“同じツール”そして“同じ技術”ならば。
新しい客層C-②を開発するために、プロの材料・ツールを持つことはもちろん、プロの技術を身につけることは、今後どうしても必要なことではないでしょうか。

プロの材料と、プロの道具がキーパーシステム

キーパーシステムは、プロの手によって開発された、プロのためのものです。
弊社独自の化学研究室と、熟練の開発チームが、初期はクリーンベース、現在は快洗隊という実践の場で繰り返し開発検討を重ね、作り出されたオリジナル商品ばかりです。
ツールについても、快洗隊の中で実際に作業し、作り出されてきた実戦的なものです。

“技術”は、習うこと、訓練すること

しかし、一番肝心なことは、やはり“技術”です。
洗車にしても、磨きにしても、ツール・材料は使いますが、それはいずれも「道具」です。
洗車機にしても同じことです。
主役は人間であることは間違いありません。
道具はそれを補助するものです。
脇役です。
プロの洗車は、プロの技術を持ったスタッフの存在無しでは、絶対に作り出すことは出来ないのです。
お客様は、特にC-②の客層は、自分と同じ技術しか持っていないスタッフが作った商品に、高いお金を払う気にはならないでしょう。
プロの要請が肝心です。
技術は習うこと、訓練は繰り返すこと。

ワンデースクールと総合洗車スクールは、すべての人を歓迎します。

私たちはキーパー導入、手洗い洗車機「快洗Jr」導入時に、導入講習を実施しています。
それがキーパーを支えてきた要因と考え、一生懸命やってまいりました。
しかし、導入当初のSSスタッフも時代とともに変わり、キーパーの技術も進化しております。
そのために全国各地にスクールを開設し、その技術を出来るだけ多くの方にお伝えし、真の意味でお役に立ちたいと、活動を繰り広げております。
SS経営者の方、管理部門の方、SSマネージャー、洗車担当者すべての方に、必ずお役に立てていただける内容です。
この両スクールはすべての方を歓迎しております。
特に、キーパーを導入してから年月を経ているSSの方、一度ぜひご参加ください。
必ず得ていただくものがあるはずです。

キーパーワンデースクールと、進化した総合洗車スクール

「キーパーワンデースクール」は、KeePreシステムが開発された当初から開催されてきました。
もう10年以上も続いております。
最初は、快洗隊の前身である「クリーンベース」で月一回開かれていましたが、年々参加者が増加して、今では全
国7箇所のスクールで、一般向けとして10回程度、企業別も入れると20回程度のワンデースクールが開かれるようになりました。
ワンデー・総合洗車の両スクールで昨年は、のべ9000人ほどの参加者があり、ご活用いただきました。
☆ワンデースクールは、午前中に「洗車に対する発想の転換」と題した2時間ほどの座学のあと、快洗隊で実際にやっている室内清掃・手洗い洗車を、インストラクターの説明を聞きながら見て学んでいただきます。
ここでは、各自がそれぞれのSSでの洗車を、これからどうして行くのか“参考”にしてもらえます。
そのあと、KeePreの技術を、実践を交えながら学んでいただきます。
この時の参加者の人数にもよりますが、出来るだけ多くの方に実際に手を出してもらって、作業を身につけてもらいます。
積極的な参加が必要です。
☆総合洗車スクールは、キーパーの技術習得に加え、もう一段上の高額商品クリスタルシールドを習得し、実際にメニューボードを作成するなど、より高度な洗車技術・販売手法を身につけていただきます。
またオプションで、翌日実際に快洗隊に参加し、手洗い洗車、室内清掃なども加え、実際により深い訓練を体験することも出来ます。

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