Vol.17> コーティング百家騒乱

 

撥水から親水、5年間保証 コーティングからキーパーまで

車のお手入れの方法は、洗車から何万円もするようなコーティングまで多種多様です。また近年においては、洗車機を使った撥水コートが流行ったり、カーディーラーにおいては、5年保証と考えられないような長期保証を売り物としたコーティングまで出現して、まさにコーティング百家騒乱の様相を呈しています。ここでは、社会に出回っている色々なコーティングについて、出来るだけ客観的な視点から解説してみたいと思います。

まず、撥水系コーティングから
1.シリコン系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シリコンオイル、アミノシリコン、シリコン樹脂を主成分とするコーティング剤で光沢性、撥水性に優れている。しかし粘着性が強いためにホコリが付着しやすく、比較的水垢にもなり易い。これがシリコン系コーティング剤の共通項である。
では、その中でも今大流行の「撥水(ハッスイ)洗車」に使われているコート剤、
その主原料である“アミノ変成シリコン”についての説明

シリコンには色々な種類があるが、その一つとして“変成シリコン”がある。
これは通常のシリコンの分子の一部分を、別の分子に取り替え(変成させ)、普通のシリコンオイルの性質に、別の分子の性質を加えて、性質を改善してしまったシリコンのことである。
取り替える分子の種類により、この変成シリコンは、たくさんの種類があり、例としては、アミノ、エポキシ、カルボキシル、ポリエーテル、カルビノールメルカプト、フェノール、アルキル、フロロアルキル変成等がある。それぞれ変成分子の内容により、性質の異なったシリコンオイルが存在しており、使用目的により使い分けされている。
この中で、アミノ基で変成されたのがアミノ変成シリコンと呼ばれ、「撥水洗車」コートの、原料シリコンとして使用されている。ただし、アミノ変成シリコンはオイルなので油性であり、そのままでは撥水コート剤としては使用できない。
そこで、マイクロエマルジョンという特殊な状態を作る。
界面活性剤を介して、水の中に非常に微細な粒子として乳化させ(マイクロエマルジョン化)水に溶解しているような状態にして用いている。アミノ変成のアミノ基は、カチオン活性剤のカチオン性(+イオン)を持っているので塗装面に良く吸着し、アミノ変成シリコンが塗装に付着しやすくなっている。
この為、撥水コート剤の原料として非常に適しており、良質な撥水性と光沢を付与するが、アミノ変成シリコンは塗布後、より高分子化が進むので、耐久性は向上するものの、欠点として水垢が付着し易く、取れにくい傾向にある。
又、このアミノ変成シリコンにも、置換するアミノ基の数、置換する位置、ベースシリコンオイルの分子量により、色々な種類がある。その他マイクロエマルジョンでは、使用する界面活性剤の種類、添加量により色々異なる。弱点としては、安定性が強くなく、特に熱(高温度)に弱い傾向がある。だから、撥水コートは、それぞれメーカーの独自ノウハウでアミノ変成シリコンを選択し、色々な添加剤を配合して、性能と安定性の両立を計っている。
アミノシリコン系の撥水コートは水垢の問題がネック。
撥水コートのみの連続使用ではなく、定期的な水垢取りが必要。「爆白」は、シリコンの水垢取りに最適
シリコンに付着した水垢はかなり強固に付着しており、洗剤での洗車だけではとても除去できない。うっすらと着いた水垢の上から、また撥水コートをかけると、撥水コートと水垢の多層のサンドウィッチ状態が形成され、その除去にはかなりの労力が必要となる。
そこで、つい粗目のコンパウンドとポリッシャーなどを使い、乱暴な水垢取りに走りがちだが、そのようなことをすれば塗装が荒れてきて、余計に水垢が着きやすくなってしまう。これはかつて10数年前の、洗車機による安易な水垢取りによって塗装を荒らしてしまい、水垢の再付着の悪循環に苦しんだ、あの苦い経験の二の舞いになってしまう。
超強力水垢取り「爆白」は、塗装を全く痛めることなく、また力を全く入れることなく、強固なシリコンに付着した水垢を除去することが出来ます。
洗車機による噴霧によって安易にコーティング出来、しかも「艶」と「撥水」が同時に得られる「撥水コート」は、洗車商品として非常に優秀なものです。しかし、万能ではありません。唯一の弱点である水垢を、定期的に、塗装を荒らすことなく除去してやってこそ、より一層、撥水コートの商品力が上がるものと考えています。
シリコンはワックスと混合されて広く使われている。
シリコンは、元々広くカーワックス、コーティング剤に混合され、本当に多種多様な種類のシリコンのそれぞれが持っている長所があり、それを、どのように選択、配合するのかがメーカー独自の技術力とノウハウとなります。
世の中のワックス、コーティングと呼ばれるほぼ全製品に、何らかの形でのシリコンの類は利用されており、ある意味では全製品シリコン系と言えない事もないが、その構成の一部でしかなく、純粋にシリコン系のワックス、コーティングという規定は「撥水コート」に当てはまるぐらいです。 

2.アクリル系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポリアクリレートの樹脂が主成分であり(アクリル塗料と同様な成分)、光沢性、塗装面との密着性は優れているものの撥水性やふき取り等の作業性に難点がある。
町の磨き屋さんでの超高価格コーティングはこの類を使っている場合が多い。

3.ポリエチレン系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通常容器等で目にするポリエチレン樹脂ではなく低分子量ポリエチレン樹脂が主成分であり、被膜が硬いので防水性が良く、水垢も付着しにくい。
しかし、光沢性、拭き取り等の作業性に難点がある。 

4.フッ素系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フッ素樹脂、フッ素化合物が主成分であり、どのコーティング剤の成分よりも優れた撥水性、本質的な防汚性を発揮するも光沢性、作業性、静電気発生によって汚れが塗装表面に集積する等の難点がある。
その難点を、各メーカー独自のノウハウでいかに少なくするのか、また、フッ素の持っている撥水力、防汚性を引き出すかが、多く出ているフッ素系製品の特徴となっている。フッ素についてはその可能性も大きく、面白い性質があるので、またいずれ別途記して見たい。

以上のように、それぞれ樹脂や高分子重合体であり、総称として各々ポリマーと表現できます。しかしそれぞれ長所、短所がありこれがベストと言うものはありません。当社のコーティング剤のキーパー・フアィナル1は、商品説明でポリマー系と表示しています。
これはキーパーの長所をより多く発揮させ、短所をなるべく少なくするように上記成分も含む種々の成分を鋭意開発研究してバランスよく配合することに成功しました。
このため、キーパーを単純に上記のように〜系と限定することができません。
この結果、当社キーパーコーティングは総称としてのポリマー系と表現しております。
新しい価値観?親水系コーティング
親水系コーティングとは、水を弾かず、むしろ汚れにくいことを特徴としている
親水系コーティングとは、水を弾かず、むしろ汚れにくいことを特徴としている
昔から一般に、ワックス、コーティングとは、「艶」を出して「水を弾くもの」と相場が決まっていた。そんな常識に対して約5年前、TOTO機器が「ハイドロテクト・ボディーコート」として、「超親水技術によって、車のボディーを水が全く弾かないようにする。そうすることによって、汚れがボディーに付着しづらく、多少汚れても雨が降ったら、その汚れすらも流れ落ちてしまい、ほとんど洗わなくても良くなる。」というような不思議なコート剤を発売した。

酸化チタンとバインダーを使ったハイドロテクト
この「ハイドロテクト・ボディーコート」は、酸化チタン(チタニア)という白い細かい粉末を、車のボディーの上にバインダーと呼ばれるもので固定する。その酸化チタンが触媒となって、化学反応を起こして表面に水分子を並べることになり(分子レベルでの話)、塗装表面が全く水を弾かない状態になる。
その効果は絶大であり、車のボンネットを半分に仕切って、ハイドロテクトを施工した部分と未施工の部分を作り、数ヶ月放置して比較すると、未施工部分は当たり前のように汚れるが、施工した方は驚くほど綺麗なままであった。
私達もこれを見て「これは新しい時代が来るぞ!」と身震いした覚えがある。
早速、弊社アイ・タック技研(株)もTOTOに働きかけ、一次代理店とスクールの登録を得ることに成功した。しかしその後、紆余曲折があり現在は沈静化している。

多くの施工店で、継続が難しかった
問題点は2つ。まず、前処理を含めて施工に非常に手間のかかるものがあり、かつ、技術的にデリケートで、正確に施工しないと初期の設定効果を出すことが出来なかった。つまり、作業が非常に大変であったこと。また、一般の施工店で失敗することが多く、多くの施工店で「継続」が出来なかった。
次に、最施工時におけるディコートの困難さの問題。ハイドロテクトの被膜は半年以上を経過すると白濁してくる性質を持っており、半年後との再施工が必要であった。その再施工時に、前のコーティング被膜を除去する(ディコート)必要があるわけだが、その被膜が非常に強固で、きちんと剥がすことに非常に苦労した。
つまり、「1回目の施工より、ディコートを伴う2回目以降の施工の方が手間がかかる」というジレンマがあった。何回か繰り返しているとだんだん面倒になってきて、やはり継続することが出来なくなってきた。

しかし、需要は間違いなくある
全国の施工店での施工数は、当初に比べて減少している。
しかし、私ども快洗隊においては、ハイドロテクトを施工していただいたお客様からのリピート、最施工が非常に安定しており、ある客層にとっては非常に満足度の高い商品である事は、いまだに確信を持っている。
現に、刈谷快洗隊もそうであるが、全国にはいまだに安定した施工数を誇っている施工店が、数は多くないが、立派に存在している。
上記の2つの問題が、より進んだ商品改良によって克服されたら、既存の撥水方コーティングに相対する一つの商品として、今度こそ、世の中に定着することは間違いないと思っている。世の中に出るのが早過ぎた商品であったか?

その他の親水系コーティング
ハイドロテクトの他にも親水系のコーティングは何種類か出ている。私が実際に見たものは2種類。
まず、「有機チタン」を使ったもの。これは、ハイドロテクトのようにバインダーを使わず酸化チタンの被膜をつくる。施工は、まずボディーの徹底した汚れ取り、およびワックスなどの油分除去。次に、これも徹底した水分除去。特に水分除去は「そこまでやるか?」というほど徹底してやる。次に無機質であり活性のある酸化チタンではない被膜を作る。その上から本番の「有機チタン」をやはりスプレーガンで塗布する。これは、空気中の水分と反応して激しい加水分解を起こし、塗装の上に連続した「酸化チタン」の被膜を作る。この方法だと、表面に酸化チタンだけの被膜が出来るので、親水性が非常に強く、しかも有機物を分解する能力まで期待できるほどなので、見事に汚れない。社内の車に実験したところでは、目を見張るほどの効果があった。効果だけでいえばハイドロテクトを凌駕しているといっても過言ではない。「これは!」と思った。
しかし、残念ながら「艶」が無い。はっきりと分かるほど艶が無い。
加えて、水と激しい反応をする有機チタンを使うので、塗布以前の汚れ除去、特に水分除去に非常に手間がかかる。塗布もハイドロテクト以上に高度な技術と、集中力が必要であるようだ。この商品もこれからのもののように思えた。改善が必要。

水と一緒にコーティングする不思議なガラスコーティング
これは一部のディーラーで流行しているもの。最近見たのだが作業はあっけないほど簡単であった。初期費用も安い。
これで所定の効果があるものならば、素晴らしいものである。
ただ、まだ最近見たばかりなので、効果がどの程度あるのか全く分からない。私の車に実際に施工してきたので、じっくりとその効果を確かめてみたい。やってから数日、今の時点で効果らしいものは全く現れていない。
5年保証型コーティング
何年ぐらい前からであろう。ディーラーで新車を買うと、担当セールスマンから「せっかく新車を買われたのですから、5年保証のコーティングをしておきませんか。下取りの時もいくらかは高く取ることも出来ますし、有利ですよ。」と、お客様に勧めることが多くなった。1年前に私の娘が車を買った時も言われた。私が最近、車を買い換えた時もやはり言われた。そして、『洗車は水洗いのみ、手洗いで』とステッカーが貼ってあって、SSが店頭で洗車をお勧めするときの大きな障害になっている。

では、このようなコーティングは本当に5年間も耐久性がある特別なものなのか?
私達の見解としては、ケミカル的には特に変わった特殊なものではないと考えている。アクリル系のものもあれば、ポリエチレン系、フッ素系と色々なものがある。そして多くの場合は、それを混同してそれぞれの商品としている場合が多い。
一度の塗布によって得られるコーティング被膜自体の耐久性は、1ヶ月からせいぜい6ヶ月のものと考えている。(日本オートケミカル工業会の規定では、「コーティング剤とは、1ヶ月以上の耐候性を標榜するもの」となっている。)私達ケミカル業界の常識として、「コーティング剤そのものに5年間の耐候性を持っているものは存在しない」そう断定しても間違っていないと思っている。では、なぜ5年間もの長期間の保証をしているのか、あるいは出来るのか。

それは、メンテナンスの義務化にポイントがある。
5年間保証のコーティングをどこかでやってもらったとする。すると、必ず「メンテナンス剤」というものを渡される。そして、「このメンテナンス剤を使って“車の汚れ”が気になったら磨いてください。」と言われる。と同時にほとんどの場合、「1年ごとに本格的なメンテナンスをしなければならないので、ここにまた持ってきてください。この本格的なメンテナンスは○○○○○円です。このメンテナンスを受けていただきませんと、5年間の保証が出来ませんので、必ず受けてください。」ということになっている。
整理してみよう。
①最初に「▽×○コーティング」をやってもらう。  たとえば5万円払う。以後、洗車機は使えない。 ワックスも撥水コートも使えない。
②そして、汚れたら「◎●○メンテナンスクリーナ ー(別売有償)」を使い、自分で磨く。
③1年ごとに、毎年「本格的メンテナンス」を受ける。 たとえば1万円以上払う。
これを5年間繰り返す。すべてのことがなされていれば、5年間保証される。しかし、何を保証されるのかは不明である。
勘違いしてはならないのは、最初の「▽×○コーティング」をやってもらえば、「何もしなくても」、「綺麗さ」あるいは「撥水」が保証されるわけではないのだ。
5年間保証のいう言葉に対する解釈の違いと言ってしまえばそれまでだが、問題が全く無いかと言えば、難しい問題である。
「▽×○コーティング」そのものが悪いと言っているわけでもなく、思ってもいないが、ユーザーに多大な義務を科し、その上で5年間の保証の内容を明らかにしないのはフェアではないと考えている。
カーディーラーの信用は絶大
このようなコーティングでも、指示しているようなメンテナンスを繰り返していても、駐車環境、使用状況によっては、塗装の劣化が進んでしまう場合も十分に考えられる。
しかし、カーディーラーの信用は絶大である。我々が見て、すぐに手当てをしなくてはならないと思うような劣化した塗装状態になっていても、ユーザーから「ディーラーで5年保証のコーティングをやっているから大丈夫だ」と言われてしまうと、こちらは「そんなことはないですよ」とは、とても言えない。ユーザーが信じているものを否定することは、ユーザーそのものを否定することにつながりかねず、ユーザーの心情を思うと「そうですか」となってしまう。
本当に難しい問題である。
キーパーコーティングの「塗面改善の方向性」の考え方
キーパーは6週間ごとに
クリスタルキーパーは6ヶ月ごとに

キーパーコーティングの場合、「6週間ごとのメンテナンスをお勧めします。そうすれば素晴らしい綺麗さのまま、ずっと乗っていただくことが出来ます。」という案内をしている。この場合、このコーティングの寿命は6週間と取る人もいれば、6週間ごとのメンテナンスが必要なコーティングと理解する人もいるかもしれない。
私達の考え方は、コーティングの目的は「車が傷まずに、綺麗であること」である。そのためには、強固なコーティング被膜を塗装の上に乗せてしまうことではない、と考えている。
コーティングすることにより、塗装がそのままであるより頑丈になってしまうものは存在している。それは、エポキシ樹脂(瞬間接着剤などに使われている)などのように、とんでもない硬度を持つもの。しかしそのような物は、塗装との膨張率の違い、あるいは衝撃などにより、塗装との密着部分で剥がれやすく、何年もの間、多様な使われ方をする車の上に、綺麗な状態のままで乗っているとは考えにくい。かつて何十年も前に、完全ノーワックス加工を宣伝文句にそのようなコーティングが出回ったことがある。結果的に、ほとんどの車でコーティング被膜が部分的に剥がれ、実に悲惨な状態になってクレームとなり、いつの間にかメーカーごと消滅してしまった。
キーパーは、塗装より柔軟で硬度も低いものをバランスよく使用している。

キーパーの塗面改善の方向性
1.キーパーは、塗装の上に乗ってから、塗装の身 代わりとなって、摩擦、汚れ、酸性雨などを被膜 上に受け止め、塗装の身代わりとなって、荒れる。
2.しかし、キーパー被膜は分子が結合している 高分子被膜であり、汚れなどを被膜内に入れない。

3.そして、車の塗装そのものには、摩擦・汚れ・酸 性雨などの悪影響を与えず、自ら表面だけ荒 れた被膜となる。
4.その度合いが進みすぎないうちに、またキーパ ー施工をすることによって、塗装に届いていな い荒れた被膜表面を取り去りながら、また新し い被膜を造り足す。

5.被膜はある程度成長して、塗装上にあった微 小な傷などが埋まっていき、平滑が進むことに よって「艶」が増していく。

現象的には、「キーパーは繰り返せば繰り返すほど、艶が増し、汚れが着きにくくなり、塗装が若返っていくようになる。」これを私達は「塗面改善の方向」と名づけている。
クリスタルキーパーは、この効果を最初から完璧に出してしまうもの。

キーパーとクリスタルキーパーは、基本的には同じである。違いは、

◎キーパーは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
手で施工し、施工を繰り返すことによって塗面改善の方向性を出して、埋め込み効果によって「艶」「汚れ防止」が進む。
それに対して

◎クリスタルキーパーは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シングルアクションポリッシャーを使用し摩擦を生み出すことによって、キーパーの高分子(ポリマー)被膜を強く塗装面に密着させ最初から、「埋め込み効果」を作り出してしまうもの。

キーパーのポリマー被膜は意外と丈夫
キーパーは6週間で繰り返す、ということで弱い被膜のように思われるが、実は結構強い被膜なのだ。(もちろん塗装よりは弱いが)
被膜が塗装の上に留まって塗装を守っている期間、つまり耐候期間そのものは6ヶ月以上、条件が良ければ1年以上も塗装を守る力を持っている。キーパーはコーティング剤としては、なかなか強い被膜を造ることができるのだ。
しかし、いくら強い被膜を持っていても、その表面は当然ながら荒れる訳で、車が綺麗に見え続けるわけではない。コーティングの目的である「車が綺麗であること」のために、6週間ごとのキーパー施工をお勧めするのです。

自動車に何をしたら良いのか?という悩みは、ドライバーが常に持っている。弊社ホームページwww.sensya.comにもドライバーから、疑問、質問が数多く寄せられているが、「何が良い」という明確な答えを持つことも、高付加価値洗車販売には欠かせないスキルである。