雨が降るほどドライバーは水垢に悩んでる

今年もイヤな梅雨が近づいてきた。
雨が鬱陶しいだけでなく,我々ＳＳの場合は、洗車収益にも大きく影響がでるやっかいな季節だ。
しかしこれを打開する洗車収益改善案を今月はクローズアップするのでぜひ参考にしていただきたい。

雨が降っても売れる「洗車」
「洗車しても雨が降るなら、洗車しない・・・」これは人間なら誰しも思うこと。しかし、ドライバーとして気になることで「雨が降るほど」大きくなる悩みがある。
それは「水垢」である。水垢はアンケートでも一番多い「洗車の悩み」としてドライバーが捉えているし、実際に、街を走る車の48％が白色車で占められている（シルバーまで含めた白色車系は実に60％になる。）梅雨時期は「水垢取りたい」ニーズが最も高まる時期といっても過言ではなく、それを今まで見逃してきたのは非常にもったいない事だったと考えられる。今年から思考回路を少し変え、「梅雨こそ洗車（水垢取り）収益」だと、燃え上がろう。

快洗隊の昨年６月
では実際に、一つの答えを出したと言える昨年の刈谷快洗隊の水垢取りキャンペーンをおさらいしてみよう。刈谷快洗隊は、みなさんご存じのように洗車専門店である。（昨年までは計量器があったが、快洗Boss導入を機に、思い切って撤去した）「専門店だから、洗車収益が高くて当たり前」というお言葉も頂く。確かにそうかもしれない。しかし専門店なので洗車しか売り物がないことも事実である。「雨が降るから売上が上がらない」と嘆いていては死活問題だ。

ホワイトキーパー中心に大ヒット
一昨年までの６月は、12ヶ月中、最低の記録を出すほどの「憎き梅雨」であった。しかし、「水垢を取ろう」というキャンペーンにしたところ、驚くべき反響だった。
（詳細なレポートはSENSYA.COMホームページhttp://www.sensya.com/kinnkyuuhoukoku/index.shtmlを参照）
おかげで、平月をわずかに下回るだけの売上にまで到達出来た。内容は「ホワイトキーパーを施工すると水垢取り作業がタダになる＝キーパー単体料金で水垢取りをするというシンプルなもの。結果的には大当たりといえる実績を残すことができた。現場でも雨降りの中、ホワイトキーパーを施工した車にうれしそうに乗り込み帰られるお客さんが何台もいて、非常に印象的だった。洗車は車を洗うだけではない。お客様が欲しい洗車を提供することだと強く実感できた事例である。

快洗隊にて、昨年「水垢とりキャンペーン」を実施した時の実績
平成13年6月

昨年使用の水垢取りキャンペーンチラシ折込枚数38,000枚。
キャンペーン期間中
売上¥1，918，000