Vol.12 2002年5月25日号 |
極上手洗い洗車施工店 増殖中!! 平成12年6月、極上手洗いを望むユーザーと皆様のお店を結ぶ架け橋としてデビューした快洗Jr.は、発売から2年足らずで600台を突破する大ヒット商品となりました。今回は快洗ジュニア開発に至るまでの軌跡と、発売当初から快洗Jr.を導入した店舗の現状をご紹介します。 未開拓なマーケットは83%!? 今から約5年前、とある市場調査の数値に私たちは驚嘆しました。「いつもSSで洗車をしている人の割合」はなんと17%、残りの83%はほぼ手付かずの状態にあるということがわかったのです。なぜか?今まで有料の洗車=プロの洗車といえば「洗うだけ」に比重がかかった商品か、一般ユーザーには手の出しにくい高額な商品のいずれかが主になっていました。私たちが10年以上に及ぶ高付加価値洗車(キーパーコーティング)の普及で学んできたものは 【ドライバーが欲しい洗車はバラバラである】 それは「機械洗い」であったり「手洗い」であったり、水垢落としやコーティングであったりと・・・。しかし、それを提供する側は、必ずしもお客様のニーズに応えたメニュー作りではなく「こちら(お店)の都合」を軸とした商品構成がなされていたことも否めません。結果として10人中2人にしか受け入れられない洗車メニューになってしまった訳です。 マーケット分析 この17%に含まれない客層の中に、「洗う」キレイさだけでは満足できない、「磨いた」キレイさを求めている人、あるレベル以上のクオリティーを備えたお店(SS)であれば、上客として獲得できそうな層がかなりある事が分かった。この人たちは普通のスタンドで売られている洗車に飽き足らず、仕方なく自分で手洗いしているパターンが多い。この層が満足できる洗車をハードと技術で実現するものがあれば洗車はもっと売れるはず、それが「快洗Jr.」の開発のきっかけとなりました。 見せる・魅せる洗車新しい客層を獲得しようとすれば、商品そのものを「見せる」ことが1番の宣伝。お店のもっとも目立つ場所で手洗い洗車をすることが最高のパフォーマンスと考えた私たちは、移動式で100Vの機械が絶対必要でした。また手洗い洗車を商品化するためには、作業者の訓練も同時に行い「魅せる洗車」に仕立てなければならないと考えました。しかし、ここまで述べてきた事はあくまでも仮定であり、実際の店舗の中で本当にうまくいくのかという不安もありました。 |
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全国に配備されたJr.号が貴方のお店に伺います。 |
見せる・魅せる洗車 新しい客層を獲得しようとすれば、商品そのものを「見せる」ことが1番の宣伝。お店のもっとも目立つ場所で手洗い洗車をすることが最高のパフォーマンスと考えた私たちは、移動式で100Vの機械が絶対必要でした。また手洗い洗車を商品化するためには、作業者の訓練も同時に行い「魅せる洗車」に仕立てなければならないと考えました。しかし、ここまで述べてきた事はあくまでも仮定であり、実際の店舗の中で本当にうまくいくのかという不安もありました。 快洗隊オープン 平成10年7月、パイロットショップ刈谷快洗隊がオープンしました。当時は100Vで移動できる手洗い機がなく、200Vの固定式手洗い機を2基導入、出来る限り店舗前面の通行車両から見やすい位置に設置しました。約4ヶ月間に渡りみっちりと訓練されたスタッフの技術とあいまって、同年の12月には365万、翌年の12月には650万の洗車売り上げを記録しました。 人口12万人のちっぽけな街に突如600万以上の洗車を売り上げるお店の出現で、さぞ近隣店舗の |
洗車売り上げは大ダメージを受けたのでは?と思いきや、なんとどの店舗も売り上げに影響は出なかったのです。そうです。快洗隊は今までスタンド洗車を利用していた客層とはまったく違う層を掘り起こしたのです。 | |
快洗Jrは快洗Bossのサポートマシンとして活用すれば、すごく機能的です。 |
相乗効果 快洗隊に来店されたお客様の購入商品を細かく調べた結果、機械洗車を利用したお客様がコーティング(キーパー)まで施工される割合が10人中2人程度に対し、手洗い洗車の場合は10人中4人以上、客単価は5,000円以上に跳ね上がるというデータが出てきました。手洗いを好む層にコーティング(キーパー)を購入される層が多く存在している。つまり、高付加価値洗車の増販に手洗い洗車は不可欠であるという確信を得た私たちは、快洗Jr.の開発をスタートさせました。 |
【快洗Jr.導入店の皆様へ】 |
「メンテナンス実施のお願い」 1号機の発売から約2年が経過します。日頃のメンテナンスや消耗品の交換はお済でしょうか。車と同様、オイル交換や部品交換清掃を定期的に実施してください。詳しい内容につきましては、近々別紙にてご案内させて頂きます。 |