車検に関わるマーケットは依然として大きい。
車検マーケットでは、ユーザー車検、ディーラー、整備工場、ガソリンスタンド、車検専業チェーン店など三つ巴、四つ巴で、顧客の奪い合いにしのぎを削っています。
一万円をはるかに下回る簡単な車検から、故障を予防する為のフル整備を伴う車検まで、いろいろな商品が出揃っている中、フル整備を伴う車検が７０％以上と、やはり主流を占めています。しかし、競争は激しくなってきており、車検工賃は確実に低下し、過去のような収益を維持することは、難しくなってきていることも事実です。
加えて、過去何年か前まで車検は、ディーラーを含む整備業のほぼ独占であったものが、このところの自由化によって、ユーザー車検のある程度の定着と、あらゆる自動車関連産業が車検市場に参入して来た故に、１事業所当たりの入庫も減少傾向にあります。
しかし、それでも車検は、車両の安全運行のために欠かさざるべきものであり、また、バブル崩壊後、景気の悪化により車齢も上がり、車検のマーケット自体が縮小した訳ではありません。

車検マーケットへの参入者が増え、差別化の競争が激しくなった。
車検マーケット自体は縮小したわけではないが、事業所当たりの入庫数が減ってきている中、競合関係にあるライバルとの差別化が、是非とも必要であると考えます。
整備工場設備の充実、クリンリネス、ショールーム化、フロントでの接客をＣＳ的発想で高品質化するなど、すべての事業所とかＳＳにおいて日夜努力されています。
そんな状況の中、私たちは「リフレッシュ車検」を提案いたします。

検は、愛車との生活の一つの節目、
メカも外装も車内もリフレッシュの「リフレッシュ車検」で、差別化を…

ユーザーにとって車検は、愛車との生活のひとつの節目です。
第一回目の車検ならば、“３年間”のほこりと汚れが確実に付き、普段目の届かないところにも蓄積しているはずです。また、塗装も何らか劣化を始めており、外見、車内ともに新車から中古車に低下してきています。
ユーザーにとって、車検は、またあと最低２年は乗り続ける大きな決心をもって受けられるものです。
そんな時に、メカニカルな点検と整備だけでなく、車の美しさと清潔さをプロの技でリフレッシュし、愛車との新たなスタートを切っていただこうという企画です。

リフレッシュ車検は、ユーザーの感性にジャストフィット

車検に組み合わされるリフレッシュメニューは
「ボディーメンテナンス」として
①「キーパーコーティング」
平均単価５，０００円くらいで、もっともリーズナブル。しかも仕上がりはかなりの物。毎月全国２０万台施工のベストセラーです。６週間をメンテナンスサイクルとし、定期的な来店を期待できます。
②「１８０コート」
驚異的な撥水角１２０゜。初めて見た人はチョッと驚きます。平均単価１５，０００円で１８０日の塗装防護能力と撥水が続き、６ヶ月で、再施工となります。
③「パーフェクトシールド」
キーパーケミカル“ファイナル１”を、シングルアクション・ポリッシャーを使って圧着し、すばらしいツヤを出した上に、１８０コートを塗って抜群の耐久力を確保します。平均単価25，０００円
車内メニューとして
①室内清掃セット
平均単価１，６００円。作業時間２０分
②シートクリーニング
シートは汚れていないように見えて、けっこう汚れています。ＳＯＮＡＸシートクリーナーと、専用のブラシで簡単にシートクリーニングが出来ます。最後に滅菌クリーナーで消毒を。平均単価１８，０００円（前後４席）。室内清掃フルセットを含みます。
③エアコン消臭
季節の変わり目に要望が強いものです。
下回り保護処理として
ホイールハウスから、ボディー下部、サスペンションまで、「ＳＯＮＡＸコンサベーションＷＡＸ」が完全に防錆処理を行います。など等、車検料金表と共に、リフレッシュメニューを組み合わせて割安感を出します。
このように、車検を受けることによって、安全走行に対する安心感を得るのと同時に、愛車のボディーの美しさがよみがえり、室内の清潔感が復活することは、車検に対するユーザーの満足感をいっそうアップするものとして、非常にマッチするものと考えます。

車検の単価アップを、ユーザーからの要望で実現できる

車検にかかる費用は、車検に直接掛かる費用が不可避であるのと同じように、整備料金も、ユーザーにとっては不可避なものと感じるものです。「しょうがないなー、車検って、ずいぶん金がかかるものだなぁ」とは、たいていのユーザーが一度はつぶやいた言葉で、車検の単価アップは、ここが難しいところです。
安全走行のために「必要」だから受ける車検は、ユーザーにとって仕方がないものですが、車の美しさのリフレッシュは、ユーザーが望んでオーダーするものです。美しさのリフレッシュは、ユーザーの“要望”で行われるものであり、ユーザーの抵抗感なくスムーズに単価アップを果たせるのです。

「リフレッシュ車検」支援販促ツール

リフレッシュ車検に取り組むSSへのバックアップとして、現在ツールと運用方法を鋭意に開発中です。

インスタントＰＯＰ

開発中のＰＯＰと店頭メニュー